カルシウムの働きは骨をつくるだけじゃない
2021.07.20更新
こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
カルシウムは、人間が生命を維持するためにとても重要な役割を果たしています。カルシウムが不足すると、神経や筋肉、血液、免疫状態にまで影響をおよぼします。
○カルシウムの役割
・歯や骨を形成
・血液など体液をアルカリ性に保つ
・神経・筋肉の興奮を抑える役割
○カルシウムの分類
カルシウムは、人間の体内に一番多く存在しているミネラルです。人間の体内にあるカルシウムは「貯蔵カルシウム」と「機能カルシウム」に分類されます。
・貯蔵カルシウム
貯蔵カルシウムは、人間の骨や歯の成分として存在しているカルシウムで、人間の全体重の約1.5%から2%になります。体重50㎏の成人であれば、約1㎏のカルシウムを持っていることになります。体内に存在するカルシウムのほぼ99%はこの貯蔵カルシウムです。人間の骨は人体を支えるとともに、生命維持のために必要なカルシウムを貯蔵しておく倉庫の役割も果たしています。
・機能カルシウム
機能カルシウムは、人間の血液や神経、筋肉の中に存在しています。体内に存在するカルシウムのうちの約1%にすぎませんが、とても大切な役割を果たしています。機能カルシウムは心臓や脳の働きを調整する、生命の維持になくてはならない栄養素です。機能カルシウムの働きとして機能カルシウムには、血液などの体液をアルカリ性に保つ働きがあります。また、神経の伝達や筋肉の収縮などがスムーズに働くようにサポートしています。筋肉の緊張や神経の興奮を落ち着かせ、穏やかに導く作用があります。
○カルシウム不足でかかる病気
・骨粗しょう症
・体が十分に成長しない
・骨、歯が弱くなる
・神経過敏
・高血圧、動脈硬化、尿路結石糖尿病、アルツハイマー病、変性関節症
○カルシウムの過剰摂取でかかる病気
血中のカルシウム濃度が異常に高くなる「高カルシウム血症」になると、便秘や下痢、口内の乾燥、口が乾く感覚、頻尿、持続的な頭痛、食欲低下、金属的な味覚、咽気・嘔吐、異常な倦怠感などが起こることがあります。進行すると、骨痛、筋肉痛、不整脈、持続的な癌痒感、激しい眠気、気分の変動が起こる可能性があります。
カルシウムは、食品からの吸収率が低い栄養素です。一番吸収率が高い牛乳や乳製品でも、約50%しか人間の体内に吸収されません。続いて小魚が約30%、野菜類が約15%となります。効率よく
摂取できるように工夫しましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
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