ランニング症候群とは?
2019.08.31更新
こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
最近は健康志向の高まりからランニングやウォーキングなどを行う人が増えていますが、そのようなトレーニングをやりすぎてしまうと体に負担がかかり「ランニング症候群」という疾病を発症してしまうということが問題となっています。
○ランニング障害とは
ランニング障害とは過度のランニングによる使いすぎ症候群であり、障害部位は膝・足などの下肢が多くを占めます。若年者では男性に頻度が高く、瞬発系の選手では腰や大腿部に、持久系の選手では足、下腿および膝に障害を持つ傾向があります。
○よく見られるランニング障害
・腸脛靭帯炎
ある一定距離を走ると痛みを生じることや、下り坂を走る時に痛みを増すのが特徴です。特にO脚の人や、走行フォームで足の外側で体重を受けるクセのある人、膝関節の変形が進んで膝が不安定になっている人など、体重による負荷が身体の外側にかかるケースで発生しやすくなります。
・膝蓋腱炎
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)とは名前が示すごとく、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地動作を頻繁に行ったり、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられます。特に成長期の長身選手は、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、相対的筋短縮(筋肉が硬い)状態を招いた結果、そのストレスが末梢の膝蓋骨周辺に蓄積するために起こる慢性・疲労性障害です。
・シンスプリントと疲労骨折
すねのシンスプリントと疲労骨折はほぼ同じ所に痛みをおぼえる病気で、なか なか区別はつきにくい病気です。どちらも「使いすぎ」から起きて来ます。シンスプリントは「過労性骨膜炎」といわれるように骨膜に炎症が起きます。 一方疲労骨折は骨折ですから、レントゲンをとると骨折線と呼ばれる骨の折れた 線が見えます。
・アキレス腱周囲炎と足底筋膜炎
アキレス腱炎は使いすぎによるオーバーユース症候群のひとつで、スポーツ障害としては頻度の高いものです。繰り返しのストレスによりアキレス腱に微細な部分断裂や瘢痕化が生じており、腱の変性が認められます。加齢変化のひとつである腱の変性がベースにあるため、中年以上の市民ランナーやウォーキングをしている人に多く発症します。
足底筋膜炎典型的症状
・踵の裏が痛い(足底腱膜付着部炎)
・起床時の最初の一歩目が痛い
・土踏まずが痛い
・歩いているとだんだん痛みが消えてくる
・長時間、立っていると痛くなる
スポーツを休み、患部を安静に保つ!これが、一番大切です。安静にすると、ほとんどの方が良くなります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
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