女性や成長期の子供の強い味方「ビタミンB6」
2021.09.29更新
こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
レバーやマグロに含まれているビタミンB6は、皮膚や粘膜を健康にしてくれるだけでなく、つわりやPMSなど女性の悩みをサポートしてくれる栄養素です。また、成長期にも摂りたい栄養素なんです。
○ビタミンB6とは
ビタミンB6は、ビタミンB群の8種類あるうちののひとつで、水に溶けやすい水溶性のビタミンです。皮膚炎を予防する成分として酵母や米ぬかの中から発見されました。化学名はピリドキシン、光に弱く不安定という性質を持ちます。腸内細菌からも作られますが、あまり量は多くありません。1日の摂取推奨量は約1.4mg(バナナ約3本分)です。
○ビタミンB6の働き
・たんぱく質の代謝
・皮膚や粘膜をすこやかに保つ
・神経伝達物質の合成
・ホルモンバランスの調整
・PMS(月経前症候群)の軽減
・つわりの症状軽減
・筋肉や血液を作る
また、ビタミンB12、ビタミンB9(葉酸)と合わせて適切な量を摂取すると、動脈硬化のリスクとなる血中のホモシステイン値を下げる効果もあります。また、赤血球中のヘモグロビン形成、感染症と戦う抗体産生にも必要です。このように、ビタミンB6は生命活動において欠かすことのできない存在です。
○ビタミンB6が不足すると
ビタミンB6の不足は、主に皮膚や粘膜、神経伝達部分に健康障害をもたらすでしょう。また、ビタミンB6が不足すると、絶食時などに肝臓で必要な糖分を作り出す機能(糖新生)が働かなくなる可能性があり、機能性低血糖症のリスクの一因となります。さらに、ビタミンB6は神経伝達物質をつくる材料にもなります。セロトニンやドーパミン、GABAといった人間の生命活動における物質の不足につながると、体調不良、やがては病気などにもつながります。
○ビタミンB6が過剰になると
ビタミンB6は水溶性ビタミンであるため、過剰摂取になることはほとんどありません。ただし、薬などで大量に摂取した場合には、まれに、神経障害、骨の疼痛、精巣萎縮などを起こすこともあります。
○ビタミンB6を積極的にとるべき人
・たんぱく質を積極的に摂取する人
・抗生剤を長期間飲んでいる人
・肌荒れや口内炎が気になる人
・脂漏性皮膚炎、角化異常、蕁麻疹がある人
・成長期の子供
・PMS(月経前症候群)がつらい人
・妊婦
・手根管症候群で痛みがある人
・血液検査でGPT低値の人
ビタミンB6は水溶性ビタミンなので、毎日適量を取ることが大切です。植物性のビタミンB6は体内での利用効率があまりよくありません。マグロや牛レバーなど動物性の食品をとり入れることで、より効率よく摂取できるでしょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
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