運動前にカフェインを飲むメリット
2020.12.03更新
こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
エナジードリンクなどでカフェインが注目されていますが、カフェインは筋トレやランニングといったトレーニング中のカラダにどのような影響を与えるのでしょうか?
○カフェインの作用
有機化合物の一種であるカフェイン。たんぱく質やビタミンのような栄養素ではありませんが、覚醒作用・利尿作用、血管拡張作用、興奮作用のほか、脂肪細胞中のホルモン感受性リパーゼ(脂肪分解酵素)を活性化する作用があり、脂肪の分解促進を促すといわれています。
○運動前にカフェインを飲むメリット
・持久力を高め、長時間運動を可能にする
カフェインは、おもに持久的な運動能力を向上させます。脳の興奮水準を高め、長時間運動時の疲労を軽減、パフォーマンスアップにひと役買ってくれます。また、運動中の脂肪利用を促進し、糖質(グリコーゲン)の枯渇を予防し、運動持続時間を延長することも知られています。
・疲労の軽減により質の高いトレーニングができる
カフェインには筋力増強効果があるという研究結果については、飲むことで筋力が高まるのではなく、疲労の軽減により質の高いトレーニングを継続でき、結果的に筋力が高まるからと考えられています。
・脂肪燃焼を高める効果が期待できる
カフェインには、脂肪燃焼を高める効果もあるとされています。体脂肪を分解する酵素を活性化し、体脂肪の分解が促進されるという説、あるいは疲労の軽減によって長時間運動を続けられるからという説があります。
○カフェインを摂るタイミングと量
・運動の60分ほど前に飲むとよい
カフェインを摂取するなら運動前がおすすめです。カフェインが脂肪分解酵素を活性化することによって体脂肪の分解や代謝がより促進され、高い脂肪燃焼効果が期待できます。個人差はありますが、摂取・吸収されてから30分~2時間でその効果が現れます。半減期は約4時間といわれていますが、こちらも人によって異なり、2~8時間の幅があります。
・量は3~6mg/体重ほど
たくさん摂ればいいわけではなく、「運動開始60分程度前に、3~6mg/体重を摂取」するのが最適で、これ以上摂取量を増やしてもさらなる効果は期待できないとされます。
最近はエナジードリンクなどの過剰摂取によるカフェイン中毒も注意喚起されていますので、摂り過ぎには注意してください。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
投稿者: