こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
昔から料理のだしなどに使われてきた「昆布」ですが、どちらかというと脇役のイメージが強いですよね。しかし、ここ最近は、昆布に含まれる「グルタミン酸」という栄養素に俄然注目が集まっています。
○昆布のうまみ『グルタミン酸』
実はグルタミン酸は、母乳の中に豊富にある成分で、私たちが昆布のうま味に懐かしさを覚えるのは、母乳のうま味が刷り込まれているからだとか。
1918年、東京帝国大学の池田菊苗博士が、昆布だしからグルタミン酸を発見、世界に発表した。それまで「5つの基本味覚」のうち「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」の成分は判明していたが、「うま味」の成分だけが不明だったのだとか。その後グルタミン酸は「味の素」という商品になり、世界に広まったそうです。
○グルタミン酸の健康効果がすごい
・大腸がんのリスクを下げる
(1)グルタミン酸の摂取量が多い人ほど、大腸がんの発症リスクは低くなる。
(2)食品のタンパク質摂取量に占めるグルタミン酸の割合が1%増えるごとに、大腸がんの発症リスクは42%ずつ低下する。
(3)ただし、この効果はBMI25(標準体格)以下の人にだけみられ、BMI25超(過体重や肥満)の人は発症リスクが下がらない。
・セロトニン分泌効果
グルタミン酸は、胃腸などの消化器官の働きを活発にする。これはグルタミン酸が胃腸に入ると、「幸福ホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、副交感神経が刺激されて食物の吸収・消化が促進します。
・疲労回復や老化防止効果
グルタミン酸は、肝臓が有毒物質のアンモニアを解毒する作用を助けます。アンモニアが体内に増えると疲労が蓄積され、脳の活動が弱まり、免疫力が下がるなど様々な悪影響が起こります。つまり、グルタミン酸を多くとると、脳の活動が活発になり記憶力や学習能力が高まり、疲労回復や老化防止になるといわれています。
・ストレス解消効果
グルタミン酸は、脳の興奮系の神経伝達物質の材料になります。特に脳の興奮を鎮めてリラックスさせる物質「GABA(ギャバ)」を作るので、ストレス解消に効果があるのです。
また、認知症の予防にもいいといわれています。ただし、グルタミン酸を過剰にとると、脳の興奮が高まり過ぎて神経細胞が傷つき、頭痛や睡眠障害、神経症、幻覚症状を起こす心配があるんです。
・美肌効果
カリウム、鉄分、ヨウ素(ヨード)などのミネラルが豊富です、特にヨウ素は海藻の中でずば抜けて多いのです。ヨウ素は、成長や代謝を促す甲状腺ホルモンの大事な成分の1つです。体を作る細胞の新陳代謝をスムーズにするので、肌にうるおいや張りを与える美肌効果が期待できます。
・動脈硬化の予防効果
昆布に約1%含まれるフコイダンという多糖類には、まだマウスの実験段階だそうですが、がん細胞を減らす作用があることが確かめられたのだとか。また、フコイダンには、血液中の血の塊(血栓)を溶かす働きがあり、動脈硬化の予防が期待できるんです。
・メタボの予防効果
昆布を食べるとヌルヌルしていますが、あのネバネバ成分がアルギン酸です。アルギン酸は体内で中性脂肪をからめとってしまい、吸収するのを防ぎます。このため肥満や高血圧の予防に効果があるんです。
・ダイエット効果
昆布は食物繊維が非常に多く、かつ低カロリー。食べると満腹感を味わえるので、ダイエットには最適です。
グルタミン酸を過剰にとると、脳の興奮が高まり過ぎて神経細胞が傷つき、頭痛や睡眠障害、神経症、幻覚症状を起こすことがあります。よほど昆布を食べ過ぎない限り、オーバーする心配は少ないですが、どんなに健康によい食品でもとり過ぎは禁物なんです。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。