こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
梅雨のジメジメ、夏の暑さ、運動することによる喉が渇きなどで水分が欲しくなりますよね。水分補給は欠かせませんが、砂糖の量を知らずに清涼飲料水やスポーツドリンクを飲んでいませんか?
〇ペットボトル症候群とは?
ペットボトル症候群とは、清涼飲料水の過剰摂取によって起こる「急性の糖尿病性ケトアシドーシス」の通称です。正式には「ソフトドリンクケトーシス(soft drink ketosis)」とも呼ばれます。
多量の糖分を含む飲料(スポーツドリンクや炭酸飲料、甘いお茶など)を習慣的に飲み続けることで、血糖値が急上昇し、インスリンの働きが追いつかず、糖尿病の症状や意識障害を引き起こすことがあります。
〇どんな人がなりやすいの?
・暑い季節に頻繁に甘い飲料を摂取する人
・スポーツや外仕事で大量に汗をかく人
・疲労時に清涼飲料水を多飲する習慣がある人
・若者や子ども(無意識に甘い飲料を選びがち)
・すでに軽度の糖尿病や肥満傾向がある人
特に、ジュースやスポーツドリンクを水代わりに飲んでいる人は要注意です。
〇主な症状
・強い口渇(のどの渇き)
・倦怠感・だるさ
・頻尿
・体重減少
・吐き気・嘔吐
・進行すると意識障害や昏睡に陥ることも
これらは高血糖や脱水症状によるものです。症状が出たときには、すぐに医療機関を受診する必要があります。
〇予防法と対策
・水分補給は水やお茶を基本にする
・甘い飲料は「たまに」のご褒美に
・成分表示を見る習慣をつける(糖分の量に注目)
・喉が渇いたときはまず「無糖」か「水」かを選ぶ
・定期的に健康診断を受け、血糖値をチェック
「スポーツドリンク=健康によさそう」と思いがちですが、1本あたり角砂糖10個分以上の糖分を含んでいることもあります。熱中症対策でどうしても必要な場合は、薄めて飲むのも一つの工夫です。
ペットボトル症候群は、ちょっとした日常の習慣から起こり得る現代病です。自分では気づきにくいからこそ、普段の飲み物選びを見直すことが予防の第一歩になります。「のどが渇いたら甘い飲み物」から、「のどが渇いたら水やお茶」へ。未来の健康のために、今日から少しずつ変えていきましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。