こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
明日1月7日は、七草がゆを作って食べる風習がありますよね。お正月のご馳走が続き、負担をかけた胃腸をいたわるという生活の知恵ですね。日本では奈良時代から7種の穀物かゆを食べ、五穀豊穣を祈り、中国の人日の節句と一緒になり、邪気を払い万病を避けると言い伝えられたそうです。
〇七草がゆの材料は?
七草にはビタミン・ミネラル・ポリフェノールが豊富に含まれており、様々な効果を持っています。
・セリ⇒競り勝つ
カロテン、ビタミンB2が特に多く、カルシウム、鉄分、ビタミンC,食物繊維を豊富に含み、フラボノイドも含みます。香りの精油成分には消化促進作用があり、民間療法では発汗・保温作用、中国では精のつく食べ物と考えられています。
・ナズナ(別名:ぺんぺん草)⇒なでて汚れを払う
タンパク質、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄分、マンガン、フラボノイドを含みます。
・ゴギョウ(別名:母子草 ハハコグサ)⇒仏体
タンパク質、ミネラルが豊富でフラボノイドを含みます。民間療法では扁桃炎や胃炎を鎮める作用があると言われています。
・ハコベラ(別名:ハコベ)⇒繁栄がはびこる
タンパク質が豊富で、カルシウム、鉄分、ミネラルを多く含み、整腸作用があります。生葉は口臭予防効果があり、歯磨き粉として利用されたこともあります。
・ホトケノザ(別名:コオニタビラコ)⇒仏の安座
シソ科のホトケノザではなく、キク科のホトケノザを使います。胃腸に効くと言われ、健胃効果、解熱効果が期待できます。
・スズナ(別名:蕪)⇒神様を呼ぶ鈴
根には消化酵素を多く含み、食物繊維も豊富。葉はカロテン、ビタミン、カルシウムや鉄分などのミネラルが多く含まれています。
・スズシロ(別名:大根)⇒汚れない純白さ
葉にはビタミンC、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、リン、鉄分、根にはでんぷん分解酵素、タンパク質分解酵素、食物繊維を含みます。
〇七草がゆの効果
七草がゆは低カロリーで食欲増進、むくみを解消する利尿作用、リラクゼーション効果、カゼの諸症状に対し解熱、去痰、咳止め、気管支炎・扁桃腺炎予防、二日酔い解消、美容効果、ビタミン・ミネラル補給など薬膳効果も秘められています。
〇注意点もある
消化に良い食事は胃を休めるためには効果的です。しかし、消化の妨げになる食物繊維が少ないことで、便の材料が少なくなってしまうというデメリットもあります。胃を休めている間は通常よりも便通が悪くなりがちです。腹痛や不快感がなければ特に心配はいりませんが、胃が十分に休まったら食物繊維を多く摂るようにして、便秘解消を心がけてください。
おかゆが苦手という方は、うどんなどに変えるのも良いですよ。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。