こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
暑い日差し、まとわりつくような湿気、この高温多湿の気候によって熱中症にかかってしまう危険も高くなっています。連日熱中症で救急搬送のニュースも増えていますよね。もしなってしまったらどうします?
〇熱中症になったら
熱中症になってしまった時の応急処置としてまずすべきなのが、日蔭など涼しい場所に避難させてとにかく体を冷やすことです。
〇どこを冷やすと良い?
・首
首には大きな血管が通っているので、冷やすことで体全体の温度が下がります。ただ、あまり冷やし過ぎると頭痛を引き起こすこともあるので注意しましょう。
・脇の下
脇の下にも大きな血管が通っています。首と違い熱がこもりやすいので重点的に冷やしましょう。
・足の付け根(鼡径部)
鼡径部も効率よく体温を下げることが出来る場所です。太ももの内側のあたりを冷やすことを意識しましょう。
その他に手首や足首、膝裏など各関節の部位も効果的です。
〇注目の日常的にできる熱中症対策法
上記で紹介した大動脈の通り道の部分はとても効果的な部位なので、実際に熱中症になってしまったときの対処法として覚えておくとよいでしょう。あわせて、より手軽で日常的にできる熱中症対策法として最近注目されているのが「手のひら冷却法」です。専門的な言葉では「手掌冷却法(しゅしょうれいきゃくほう)」と言います。体の末端部分にある、動脈と静脈をバイパスのように結ぶ「AVA」という血管があります。AVAは「動静脈吻合」(どうじょうみゃくふんごう)ともいい、体毛のない手のひらや足裏、頬などに多く分布しています。AVAは普段は閉じられていますが、体温が上昇するとともに開通し、熱を放出して体温を下げようと働くことが知られています。手のひら冷却法は、このAVAを効果的に冷やすことによって血液の温度を下げ、その血液が全身を循環することによって深部体温を下げようとするものです。
10~15℃に冷やしたペットボトルや洗面器に水を張り、5~10分程度手のひらや足の裏を冷やすようにしてください。
血管を冷やすことで体の体温を下げることができます。熱中症になってしまった時は、応急処置として大きな血管が通っている部位を中心に冷やすようにしましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。