院長の気ままブログ

2019.02.23更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

お風呂による温熱作用は、血管を拡張させ血流を増加させます。血流が増えると、全身に酸素や栄養分を運び、逆に不要となった二酸化炭素や老廃物を排出します。このことが疲労回復につながります。

 

○なぜお風呂で疲労回復ができるのか?

 バスタブにたっぷりはった温かいお湯にどっぷりとつかる、そしてお風呂上りのさっぱりとした爽快感、誰もが幸せを感じる瞬間です。このように、気持ちの面でも癒されますが、体に及ぼす作用も様々あります。医学ではその効果を下記の5つに分けて考えています。

 ・温熱作用

 ・静水圧作用

 ・浮力作用

 ・粘性、抵抗性作用

 ・清浄作用

 

○温められることで血管が拡がる

 温かいお湯につかると皮膚表面付近の温度が上昇します。お湯に触れているのは皮膚だけですが、皮膚にも多くの血流があり、そこから熱が伝わって血液が温められます。こうして温められた血液はとどまることなく、あっという間に全身を駆け巡ります。これが温熱作用の効果です。0℃前後のお湯に10~15分ほどつかることで体温は約1℃上がります。この場合、皮膚表面の温度だけでなく、「深部体温」と言われる体の中心部分の温度も上昇します。

 

○お風呂で疲労回復をするコツ

 まず、一番大切なことは「湯船につかる」ことです。最近はシャワーだけで済ませてしまう人が多くなっているようですが、それでは体温が十分に上がらないことが分かっています。つまり、シャワーではお風呂の温熱作用による疲労回復効果は得られないということです。

 湯船に入る時のポイントは3点です。1つ目はお湯の温度、2つ目はお湯につかる時間、3つ目はお湯の水位です。疲労回復を目的とした場合、十分な体温の上昇を意識します。具体的に言うと約1℃の体温上昇を目指します。この体温上昇を達成するためには、1つの目安として温度は40℃、湯につかる時間は15分間、水位はお湯に肩までつかる全身浴です。

 

疲労回復の強力なツールは、「お風呂」です。最近は、若い世代を中心にシャワーだけ、という人も増えているようですが、それでも7~8割の人は毎日お風呂に入っているという報告もあります。それだけ日本人には根付いた生活習慣と言えるでしょう。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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