院長の気ままブログ

2016.05.24更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

体の男女の違いって色々ありますよね。今回は運動をする女性に多いと言われる三主徴を説明します。

○運動性無月経
 運動性無月経は、これまでにあった月経が3か月以上停止した状態である「続発性無月経」のうち運動が原因と考えられるものをいいます。主な原因は、過酷なトレーニングによる精神的・身体的ストレス、体重・体脂肪の減少、ホルモン環境の変化などと考えられています。
 絶食、低脂肪摂取など食事制限+トレーニングが重なると、視床下部と脳下垂体の機能を制限し、女性ホルモンのエストロゲンに影響を及ぼし、結果として減少した体脂肪は女性ホルモンの合成を減少させ骨量の低下を招きます。

○神経性食欲不振症(low energy availability)
 以前は摂食障害をさしていましたが、現在は運動によるエネルギー消費量に対して、食事などによるエネルギー摂取量が不足した状態をさしています。特に痩せを強制されるスポーツにおいて高い割合で発症しています。アスリートでは、コーチからのプレッシャーや完璧主義、強迫観念なども影響します。また、思春期の子どもや無理なダイエット中の女性にも多くみられます。

○骨粗しょう症
 一般的に高齢者に多いのですが、無月経により低骨密度になり若い世代にも起こるようになってきています。

栄養素の障害は、骨量の減少を引き起こし、摂食障害行動は、骨粗しょう症を引き起こす主な原因です。また、無月経と低骨密度も関連するエストロゲンの減少が骨密度の低下を招きます。これら3つの症状は1つの症状をきっかけにつながりを持っています。無理なトレーニングや食事制限には十分気を付けて下さい。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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