院長の気ままブログ

2016.02.24更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

まだまだ寒い日があり、温かいお風呂が気持ちいいですね。寒い日は風呂で体調を悪くする人も多いのです。風呂を楽しむためのポイントをしっかりとおさえておきましょう。

○寒い日の風呂は危険
 入浴に関連した死亡者数の推定は、1年間で1万7千人~1万8千人とも言われています。冬に圧倒的に増え、特に高齢者に多いのもその特徴です。実験では、血圧がリビングでは110mmHgだったのが脱衣所では150mmHg超え、40mmHgも急上昇したのです。室温の差は10℃だったそうです。風呂で亡くなる方はこの血圧の変化が原因になることが多いです。

○血圧の急上昇がヒートショック
 脱衣所のような寒さが寒冷刺激となり交感神経を刺激し、血管を収縮させ、急激に血圧を上げて対応しようとします。そして42℃を超える高温のお湯に入ってしまうと、さらに血圧が急上昇します。今度は一気に温熱刺激によって体に負担がかかります。このように寒冷刺激と温熱刺激のダブル効果によって、血圧が急上昇してしまうのです。これらの刺激による血圧の変化が引き起こす健康被害のことをヒートショックと言います。

○ヒートショックは何が危険?
 本来動脈は柔らかく、血圧が上昇しても柔らかいゴム管のように圧を吸収してやり過ごすことができます。しかし、人は年齢を重ねるごとに動脈が老化し硬くなっていき、動脈硬化という状態になります。動脈硬化になると、高い圧力がかかった際対応できず、傷んだ血管が破れてしまうことがあります。
 頭の中の血管で破裂が起こると脳出血となり、意識がなくなったり、手足が麻痺したりします。お風呂で意識が無くなると溺れて命に関わわります。風呂で亡くなった方は脳出血も含めた脳血管疾患が高い割合を占めているそうです。

脱衣所を温めたり、お湯を厚くし過ぎないように注意することが対策になります。部屋・脱衣所・浴室の温度差を減らし、入浴前にかけ湯をしましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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