こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
栄養ドリンク・エナジードリンクが人気ですね!その中に含まれる『タウリン』。イカやタコに多く含まれ、血圧やコレステロールを抑える作用で知られています。その他に炎症抑制、疲労回復など様々な機能性が注目されています。
○タウリンのイメージは?
タウリンと言うと疲れた時に飲む栄養ドリンクのイメージがありませんか?確かに栄養ドリンクは、タウリンを1,000㎎~3,000㎎配合しているものが多く、他にもエネルギー源の糖質や、糖質をエネルギーに変える上で必要なビタミンB群、カフェインが含まれています。タウリンが含まれている栄養ドリンクは、ビタミン保有保健剤として、疲労回復や滋養強壮などの効果をうたったものが多いです。
○タウリンは体内で合成される
タウリンは、メチオニンやシステインなどの含硫アミノ酸から合成されます。化学構造がアミノ酸に似ていますが、たんぱく質の合成には利用されません。代謝産物で、心臓や肝臓、脳、筋肉などの人体の様々な組織に含まれています。
○タウリンの健康効果
・タウリンは世界的な疫学調査によって、食事からのタウリン摂取の多い地域では高血圧や心疾患などの生活習慣病が少なく、循環器疾患による死亡率も低いことが示されています。
・血圧や心拍は、自律神経系の交感神経の興奮作用と副交感神経の抑制作用に影響されます。タウリンは抑制性の神経伝達物質として働き、交感神経による神経興奮状態を鎮める働きをすることで、血圧を下げると考えられています。また心臓の筋肉である心筋を保護する働きがあるとも考えられています。
・タウリンは、胆汁酸の分泌を促進することでコレステロールを消費してコレステロール値を下げる、また肝臓の機能を高める作用があると考えられています。
・タウリンにより、活性酸素を除く酵素の活性が上がり抗酸化に役立つ。
・インスリン分解促進
・脂肪分解促進
・角膜の修復や網膜の正常な機能維持にも必要な成分である。
・アルツハイマー病患者の脳脊髄液にはタウリンの含有量が低いということが分かっており、タウリンは脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンを増やすので、痴ほう症予防になる可能性があり、機能性が期待されています。
ただし、機能性で明らかなものは「うっ血性心不全」や「肝炎」などの一部で、様々な疾患予防や生理作用は研究結果が期待されているところです。
○タウリンが含まれるもの
タウリンは、様々な動植物組織に含まれていますが、牛や豚などの肉類や内臓類、特に魚介類やイカ、タコなどに多く含まれています。これからの時期は牡蠣がおすすめです。タウリンは、人体で合成されますが少ないので、食べ物からも摂取する必要があると考えられています。またタウリンは、余剰となった分は速やかに排泄されます。
○注意すること
栄養ドリンクのように含有量の多い製品が市販されていますが、、医薬部外品の栄養ドリンクや医薬品は、化学合成されたタウリンで安全性が認められたもので、過剰摂取で副作用は無いとされています。。ただし医薬品に使用されるタウリン酸には、吐き気や下痢などの副作用の報告もあります。
また、低血圧、低血糖の人、抗血小板薬、抗凝血薬、脂質低下薬を服用している人がタウリンを摂取することは危険性が示されています。妊娠中・授乳中もおそらく安全とされていますが避けた方がいいかもしれません。
栄養ドリンクに頼り過ぎず、バランスの良い食事を心がけて下さい。栄養ドリンク・エナジードリンクの飲み過ぎは、他の含有成分の過剰摂取にもつながります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
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