院長の気ままブログ

2015.10.31更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

通常食事やダイエットなどでよく聞く栄養素。この栄養素にも色々ありますが、今回は3大栄養素についておさらいを。

○3大栄養素って?
 3大栄養素とは、炭水化物・タンパク質・脂質の3つを指して言います。3大栄養素が不足すると生命の維持が困難になるほど欠かせない栄養素なのです。

○炭水化物=体と脳のエネルギー源
 炭水化物を食べると、消化吸収され血中で糖となります。この糖が体や脳の活動に欠かせないエネルギーになります。消化吸収された炭水化物は、肝臓に蓄えられ、食事と食事の間にはそこから供給されます。食事を抜くと、血液中の糖が少なくなり、イライラしたり、集中力が欠けたりしてきます。体だけではなく、心や頭に大切な栄養源なのです。
 炭水化物は糖と食物繊維に分類されますが、栄養成分の表示では炭水化物とだけ書いてあったり、糖・食物繊維と表記してあることもあります。糖が体や脳のエネルギーになるのに対し、食物繊維は満腹感を与えたり、便秘を予防したり、大腸の善玉菌の環境を整える働きがあります。食物繊維の多い炭水化物を日常的に食べる習慣をつけることにより、腸の環境改善など、複数の健康効果が期待できるのですが、加工・精製された炭水化物を摂り過ぎると、体重増加などにつながるので注意が必要です。
・炭水化物が多い食品
 穀類、麺類、果物、牛乳・乳製品、豆、芋などは適量とるようにし、お菓子、清涼飲料水、菓子パン、スナック菓子は控えめにする方が望ましいです。

○タンパク質=体をつくる栄養素
 タンパク質は体を作る栄養素で、体内では古いものと新しいものが常に入れ替わっています。タンパク質は体の中で、アミノ酸に分解されます。アミノ酸は、髪、爪、内臓、筋肉などの主成分でもあり、ホルモンや酵素などを作るのにも欠かせません。しかし体で作れない必須アミノ酸があるため、食事から摂取する必要があります。特に、ホルモンや酵素に使われるアミノ酸の入れ替わりは速く、常に十分な量のタンパク質を摂取することが大切です。
 ダイエットをする人はカロリーを気にしてタンパク質が豊富な食品を控えてしまう傾向があるので注意が必要です。逆に脂身の多い肉や加工肉、揚げた肉などは、カロリー・塩分・脂質の過剰摂取で、体重、血圧、血中脂質などに悪影響を与えるので注意が必要です。
・タンパク質が多い食品
 魚、脂身の少ない肉、卵、乳製品、豆・豆製品などは適量にし、脂身の多い肉、肉や魚を揚げたもの、ハムやベーコンなどの加工食品は控えめにしましょう。

○脂質=脳の機能、ビタミンの運搬
 脂質は脳の正常機能にも必要な栄養素であるだけでなく、食事の消化・吸収、脂溶性ビタミンの運搬にも欠かせません。臓器、神経、骨などを守ったり、体温等を正常に整える役割があります。しかし、脂質は多すぎても少なすぎても好ましくありません。大切なのは脂質の種類であり、体に良い脂質を選んで食べることが大切です。
 青魚やくるみなどに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、血中脂質や血圧の改善に効果があるだけはなく、炎症などのトラブルを防ぐ働きがあります。オリーブオイルやアボカドなどに含まれる一価不飽和脂肪酸にも、血中脂質を改善する働きがあります。逆にお菓子、レトルト食品、マーガリン、ショートニングなどに含まれているトランス脂肪酸は、体への深刻な悪影響が報告されているので控えるようにしましょう。脂質はカロリーをが高いので、カロリーオーバーにならないように気をつけてください。
・脂質が多い食品
 脂がのった青魚、くるみ、オリーブオイル、キャノーラオイル、アボカドなどを適量摂り、マーガリン、バター、ラード、ショートニング、肉の脂、生クリーム、スナック菓子やお菓子などは控えましょう。

栄養素は欠けても偏っても体には良くありません。バランスに気をつけましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

スポーツをするすべての人を支えたい

日常生活でケガをした方はもちろん、肩こりや腰痛など

日ごろから身体の不調を感じている方も、お気軽にご相談ください

  • tel_048-669-7007.png
staff staff blog