院長の気ままブログ

2015.04.16更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

一過性脳虚血発作(TIH)とは、脳に行く血液の流れが一時的に悪くなり、片側の手足のしびれ、上手くしゃべれないなどの症状があらわれることがある病気です。脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)のように、長時間脳の血液の流れが悪くなり、脳細胞が破壊され、片麻痺・意識障害・言語障害などの後遺症が残る訳ではなく、一過性なので、24時間以内、多くは数分以内でその症状は自然におさまります

○発症の原因
一過性脳虚血発作(TIH)が発生する原因は2つあります。1つは一過性脳虚血発作の原因で多くみられるもので、脳血管の動脈硬化が原因で、血管内にできた血栓の一部がはがれて詰まった場合に起きます。また、主幹動脈に閉塞や狭窄があり急激に血圧が下がったことが原因で起こることもあります。
もう1つは、心房細動や弁膜症などが原因で、心臓でできた血栓が一時的に脳血管に詰まることで起こります。

○放置すると危ない!
24時間以内、多くは数分以内に症状は自然におさまりますが、治療しないで放っておくと、3か月以内に15~20%の方が脳梗塞を発症するとも言われています。一過性脳虚血発作は、脳梗塞が起こりかけている危険性が非常に高いという警告サインとも言えるのです。

○予防するには
一過性脳虚血発作や脳梗塞を起こす危険因子には、高血圧・高脂血症(脂質異常症)・糖尿病・喫煙・年齢(60歳以上)などがあります。予防にはこれら生活習慣病を治したり、生活習慣病にならないように生活習慣の見直しが必要です。脂肪分の摂り過ぎになるような食事に注意し、適度な運動を心がけましょう。

○一過性脳虚血発作が疑われる症状
・片側の手足がしびれる、麻痺している
・片側にある物が見えない
・片側の目が見えにくい
・舌がもつれた、ろれつが回らない
・歩きづらく、片側に倒れそうになった
・顔がゆがんで、口元がしびれた
思い当たる方は、一度早目の受診をおすすめします。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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