院長の気ままブログ

2015.04.03更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

4月3日は『葉酸の日』だそうです。葉酸と母子の健康を考える会制定したそうで、「よう(4)さん(3)」の語呂合わせです。2000年から厚労省が妊婦さんに摂取を推奨するようになり、女性には知れ渡るようになったかもしれません。その一方で、妊婦さんに推奨されているので、その効果は妊娠中だけに限るのではと誤解されがちです。しかし、葉酸は老若男女誰もが必要不可欠な栄養なのです。そこで今回は葉酸について紹介します。

○葉酸とは?
・水溶性のビタミンB群の1種で、主に赤血球の形成、エネルギー、DNA合成に必要な成分。
・タンパク質や核酸の合成に働き、細胞の生産を助けるので、胎児の発育に不可欠で、妊娠期や授乳期には必要不可欠な栄養素→神経管閉鎖障害(中枢神経のもと「神経管」が作られる妊娠の4~5週頃起こる先天異常)のリスク低減になる。
・欠乏すると悪性貧血や免疫機能低下、心臓病、子宮頸がん血管障害に影響することもある。

○葉酸の摂取による健康効果
・悪性貧血の予防効果
 悪性貧血は、一般的な貧血とほ違います。一般的な貧血は鉄欠乏によるものに対し、悪性貧血は葉酸とビタミンB12の不足で起きます。
・がんや不妊など遺伝子によるものに効果あり
 がんや不妊にかんしては、正しい遺伝子配列がされずに情報が伝わることにより起こると言われています。葉酸は細胞分裂に必要不可欠なので、がん(特に乳がんや子宮頸がん)や不妊、神経管閉鎖障害などの予防効果があると言えます。
・動脈硬化や脳梗塞など血管障害・認知症の予防効果
 血管障害を引き起こすホモシステインという成分を善玉アミノ酸に変える働きがある。
・女性に嬉しい美容効果もあり
 葉酸は細胞分裂を活発にし、新陳代謝を上げてくれます。それにより、脂肪燃焼効果・腸内運動活発化などの効果が出ます。新陳代謝が上がると血行も良くなり、肌色も明るくなります。さらに、腸内運動が活発になると腸内環境が良くなり、美肌につながります。
・ストレス軽減、うつにも効果的
 葉酸は乱れる精神を鎮め、ストレスを軽減し神経伝達を保持する役割も担っています。
葉酸は思っている以上に体の健康を維持してくれるのです!

○葉酸を摂取する時の注意
・葉酸は通常の食事が出来ていれば不足することはほぼ無いのですが、服用している薬によっては欠乏することもあります。また、不規則な食事やアルコールを多く飲む方、口内炎や疲労感が出ている方は、葉酸やビタミンB群が不足している恐れもあります。
・葉酸は光に弱く水溶性なので、調理損失を受けやすいので、スープや汁物、生で食べられるものから摂ることをおすすめします。いちごや納豆が手軽かもしれないですね。
・葉酸は水溶性なので、過剰分は尿中に排出されます。過剰摂取による症状はほとんどないようですが、サプリメントを使う場合は注意が必要です。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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