院長の気ままブログ

2014.11.14更新

埼玉県の子供たちにとっては埼玉県民の日で休みだー!!の方が重大ですが、世界的、大人にとってはこちらが重大!
11月14日はWHO(世界保健機構)が定めている世界糖尿病デーです。糖尿病はいまや世界の成人人口のおよそ5~6%となる、3億6600万人が抱える病気です。一般的に死に至る病気という認識は薄いですが、年間460万人が糖尿病に関連した病気で死亡しています。これは世界のどこかで10秒に1人が命を奪われている計算で、AIDSに並ぶ数字です。日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病・糖尿病予備群です。糖尿病は、正しい知識と適切な治療、そしてそれを継続することで予防や進行を遅らせることができます。

糖尿病とは
慢性的に血糖値が高くなる病気です。糖尿病になると、体の中で唯一血糖を下げるホルモン(インスリン)が不足したり、作用しない状態になります。そして糖がエネルギーとして細胞に取り込まれず、血管の中に余分な糖があふれ血糖値がたかくなります。高血糖状態は血管壁を傷つけ動脈硬化を進行させ放置すると合併症を引き起こします。
自覚症状が出るのは血糖値が180㎎/㎗以上と高値になってからなので、気づきにくく、体の異常を感じた時には進行しているのが糖尿病の怖い所です。定期的に検診で数値を確認しておくのが予防の第一歩です。

怖い合併症
進行して重大な合併症を発症すると人工透析や失明など生活の質を落とし、高額な医療費がかかってきます。
三大合併症(頭文字をとってしめじ)
・(し)神経障害→手足のしびれ、こむら返り
・(め)眼→視力低下、失明
・(じ)腎臓→腎不全(人工透析)


日々大切なこと
自己管理として毎年の検診をしっかり受け、毎日体重計測にて体調管理、生活習慣を振り返り改善しましょう。
定期的な運動を取り入れ、有酸素運動で糖や脂肪燃焼、筋力トレーニングで基礎代謝アップを。
食生活を見直し、自分に合ったカロリーで適正体重を維持、三食正しく食べ、腹八分目を心がけ、食物繊維を摂りましょう。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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