カテキンのパワー
2023.08.09更新
こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
最近は日本人だけではなく、世界中の人に愛されている緑茶。独特の香りや味が、気持ちをホッとさせるだけでなく、緑茶に含まれているカテキンの健康機能も注目されています。
〇カテキンとは
カテキンは、ほとんどの植物に存在するポリフェノールの一種です。ポリフェノールは、植物の色素や苦味、渋みなどに含まれている物質で、光合成で作られる糖分の一部が変化したものです。カテキンは、昔からタンニンと呼ばれている緑茶などの主成分で、独特の渋みのもとになっています。紅茶やウーロン茶などにも含まれていますが、もっとも多く含まれているのは緑茶です。
〇カテキンの種類
・エピガロカテキンガレート
現在のところ、緑茶だけに見出されているカテキン。緑茶抽出液中に51.9%含有。抗酸化作用をはじめ、生理作用が特に強いカテキンとして知られています。
・エピガロカテキン
茶に特徴的なカテキンで、緑茶抽出液中に19.2%含有。
・エピカテキンガレート
茶に特徴的なカテキンで、緑茶抽出液中に13.7%含有。
・エピカテキン
茶以外にも、チョコレート、リンゴ、サクランボ、ブドウなどのポリフェノールにも含まれています。緑茶抽出液中に6.4%含有。
〇カテキンの効果
カテキンを含むポリフェノールは抗酸化作用だけにとどまらず、種類により独自の機能を持っています。
・ダイエットのサポート
高濃度のカテキンを継続して摂取すると、肝臓内で脂質代謝が活発になり、脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、体脂肪を低減させる効果があるといわれています。
・抗酸化作用でアンチエイジング
カテキンの強い抗酸化作用は、老化の原因となる活性酸素などの有害物質を捕えて、体内の酸化を防止する働きがあります。
・インフルエンザ予防
茶カテキンは、強い抗菌、抗ウイルス作用を持っているため、インフルエンザウイルスに直接作用し、感染を無力化します。インフルエンザだけではなく、冬季に集団感染することが多い細菌性下痢症や、マイコプラズマなどへの効能も知られています。緑茶を飲む習慣があると、インフルエンザの発症が少なくなるといわれていますが、緑茶でのうがいでもインフルエンザやカゼの予防効果があります。
・動脈硬化や高血圧の予防
血液中に悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化巣(プラーク)が形成されるもととなります。茶カテキンは、善玉コレステロールを増加させ、悪玉コレステロールを減少させることにより、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などの発症を抑制します。
・がんの予防
カテキンの人に対する抗がん作用は、まだ確定はしていませんが、強い抗酸化力により、がんが発生するとき、育つとき、転移するときなどに抑制効果があるという報告があります。これらのことは、今後の臨床試験結果などが注目されています。
・虫歯予防、歯槽膿漏予防、口臭予防
カテキンは、虫歯菌や歯周病菌の繁殖を抑制するとともに、歯垢の形成に関わる酵素の働きを抑える働きをします。また、カテキンには、口臭を改善する効果もあります。においの成分と直接、化学的に結合し、油脂などの酸化を抑えて、口臭の予防効果を発揮します。昔から、日本人は食後に緑茶をすすぎ飲む習慣がありますが、食後の急激な高血糖を防ぐとともに、口臭予防や歯科的な観点からも、理にかなったことだったと考えられます。
美味しく飲めて健康に良いのは嬉しいですよね。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
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