こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
熱中症による死亡者が増加しているそうです。救急搬送者の多くは日中ですが、死亡者は夜間の方が多いため、睡眠中の熱中症の重症化リスクには注意が必要なんです。
○睡眠時の熱中症の原因
・日中の蒸し暑さ
日中に熱中症の症状が出ているのに、「まあ大丈夫だろう」などと甘く見ていると、水分補給ができない睡眠中に熱中症が悪化することがあります。
・夜間も続く蒸し暑さ
夏には1晩で、300~500mL以上の汗をかくといわれています。睡眠中に失われる水分を、眠りにつくまでにあらかじめ補充しておかないと、眠っている間に脱水症や熱中症になる可能性があります。
・エアコンを使わない寝室環境
今は「酷暑」の時代となりました。実際、屋内にいて熱中症になり亡くなった人のうち、85.2%がエアコンを使っていなかった、というデータもあります。命を守るために、夜のエアコンは必需品なのです。
・高齢者
高齢者は、熱中症による救急搬送の5割、死亡者数の8割を占めています。高齢者が熱中症にかかりやすい理由は、3つあります。
1.老化により体のセンサーの反応が鈍くなってきていることです。そのため、暑さを感じにくく、ノドの渇きも感じにくいので、部屋を涼しくしたり水を飲んだりすることが遅れがちです。
2.高齢者はもともと、体の水分量が少ないことです。体内の水分量は、年齢とともに減ってきます。新生児では体重の約75%、子どもでは約70%、成人では約60~65%を水が占めていますが、高齢者では50~55%しかないのです。そのため高齢者では若年者に比べて、体内の水分量が少しでも減ると体調を崩しやすいのです。
3.夜間に水分をとりたがらない人が多いことです。若いときは熟睡できて、夜中に目を覚ますことはほとんどありません。それが、60歳を過ぎると、睡眠中にトイレへ行くために1~2回目覚めるのが普通になります。眠る前に水分をとるとトイレに起きる回数が増えると信じているため、水分摂取を嫌がる人が多くいます。
・体調不良・睡眠不足など
風邪などで体調不良の人や、睡眠不足が続いて体力が落ちている人は、熱中症にかかりやすくなります。うっ血性心不全や足のむくみなどの治療のために利尿薬を飲んでいる人も、必要十分な水分をとらないと脱水症や熱中症になってしまいます。
睡眠中の熱中症を予防する基本は、水分補給と涼しくすることです。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。