院長の気ままブログ

2020.10.27更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

カフェインといえばコーヒーの苦み成分が有名ですが、お茶など様々な食品にも含まれています。カフェインには良い機能性もありますが、最近では過剰摂取も問題になっています。

 

○カフェインの機能性

 カフェインはアルカロイドという窒素を含む化合物の1つです。カフェインの機能性は、眠気覚ましなど覚醒作用。疲労感抑制、鎮痛、利尿作用、胃酸分泌促進、交感神経を高めエネルギーを産生する、集中力向上、運動能力向上などがあります。

 

○カフェインの過剰摂取による副作用

 日本でも海外でも共通の健康に悪影響の無い一日摂取許容量は設定されていません。一般的な急性作用は、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などが起こることがあります。長期的な影響では、肝機能が低下している方は高血圧リスクが高まり、カルシウム摂取量が少ない方は骨粗しょう症、妊婦では胎児の発育阻害の可能性があります。カフェインの排出は、健康な人より腎疾患のある方、妊婦、子供はより時間がかかり、授乳中には母乳にも移行するので注意が必要です。

 

○カフェインの最大摂取量

 様々な国や機関でカフェイン摂取量の基準が違いますが、健康な成人で400㎎、妊婦でWHOでは1日カップ3~4杯(国によっては200㎎~300㎎)未満を推奨しています。子供ではカナダ保健省が体重1㎏あたり2.5㎎としています。最近ではEUが妊婦を除く一般的成人で1日400㎎未満で、1回の摂取量は200㎎を超えないようにとされています。日本では東京都が200㎎のカフェインを食品に換算しており、コーヒー1.7杯、紅茶3.3杯、煎茶6.7杯、コーラ2ℓ4本、チョコレート6枚としています。

 

カフェインは健康効果もあるのですが、エナジードリンクの流行で過剰摂取の危険性も言われています。最近はカフェインゼロを謳うものもありますが、表示義務がないので知らない間に摂取していることもあります。過剰摂取には気をつけて付き合いましょう。

大宮・日進で丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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