院長の気ままブログ

2019.11.27更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

昔から納豆、最近では塩麹や甘酒とブームにもなり、日常的な食品ともなった「発酵食」。しかし、そもそも発酵食がなぜ体に良いと言われるのでしょうか?

 

○発酵と腐敗の違いは?

 発酵と腐敗の違いは、とてもシンプルです。それは「人間にとって良いか悪いか」だけの違いなんです。たとえば、発酵させたほうが「おいしい」とか「保存がきく」とか「栄養価が上がった」など、人間がヨシ!とする現象を発酵と呼び、「まずい」とか「食べたらお腹を下した」とか「刺激臭が不快だ」といった現象を腐敗と呼びわけているだけなのです。しかし、発酵も腐敗もその原理は「微生物が有機物を分解した現象」であり、菌たちにとってはどちらも同じ働きなのです。

 

○昔からある発酵食

 世界各地、発酵の歴史は実に古いのです。紀元前3500年というものすごく昔、古代エジプトではすでにパンが好まれ、同じく紀元前2000年のコーカサス地方ではケフィアヨーグルトが広まり、日本でも8世紀初期の「播磨国風土記」には、日本酒を楽しんでいた様子が記されているのだとか。ただ、ほとんどの発酵食品は偶然発見されたのだとか。19世紀に入り発酵のメカニズムが少しずつ解明されはじめ、微生物が関係していることが分かって以来、発酵の研究は現在でも進行中なんだそうです。

 

○発酵食品には微生物が無数に存在する

 発酵食品には、酵母をはじめとした微生物が無数に存在します。その数は数千種といわれ、まだ見つかってない微生物も数百から数千種はいるのだとか。私たちはそれらを食事として体内に取りいれるほか、皮膚や臓器にも「常在菌」として共生しています。なかでも多様な栄養素がそろう腸内、特に大腸にはもっとも多くの微生物が存在します。有名なのは乳酸菌やビフィズス菌などです。これら腸内の菌群のことを「腸内フローラ」と呼び、「腸内環境が整う」とは一般的に腸内フローラのバランスが良いことを意味しています。

 

○腸内環境がいいと?

 腸内細菌には、私たちの体にとって良い働きをする善玉菌と、逆に私たちが困ってしまう働きをする悪玉菌が存在する。そして腸内細菌の約7割は、体が健康なときには善玉菌に有利になるように、反対に免疫が下がってるときには悪玉菌が有利になるように働く「日和見菌(ひよりみきん)」です。

 善玉菌が悪玉菌の働きを押さえることにより、消化吸収が適切にできたり、免疫機能を保ってカゼなどを予防したりできているのです。また、腸の状態が良いということは、日々溜め込む毒素を外に排出しやすくもなるのです。さらに腸と結びつきの深い肺の機能も上がると言われています。また近年の研究では、腸内環境が良くなることはメンタル面にも効果があるとされ、鬱病の対策として研究されているほか、脳にも良い影響をもたらし、認知症との関係性も研究が進んでいるそうです。

 

納豆をはじめ、みそ汁やヨーグルトなど食生活にプラスしてみて下さい。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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