院長の気ままブログ

2016.10.31更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

寒さを感じるようになり、お風呂がより一層気持ち良く感じるようになってきました。健康にも良いお風呂ですが、冬場は事故が増えるので注意が必要です。

○入浴に関連する事故
 2016年1月に消費者庁「入浴に関する事故の注意喚起」というのを発表しました。ここ数年、メディアなどが特に高齢者における入浴に関連する事故について報道することが多く見られましが、ついに国などの役所が直接注意喚起をしたのです。
 この発表によると、家庭の浴槽で溺死したと報告された人が、年間5,000人弱いるそうです。一方、救急車が対応した事例から推定された入浴に関連する事故死の数は1万9,000人と言われています。この入浴に関する事故は高齢者に多く、季節性の変化があり特に冬に圧倒的に多いのが特徴です。

○入浴の事故死の原因
 原因は様々な調査からいくつかの病気が指摘されています。 1つは脳梗塞や脳出血といった脳卒中と言われるものです。もう1つ関連があると考えられるのが心筋梗塞などの心臓疾患によるものです。さらに近年は熱中症の関連も指摘されています。

○冬場のお風呂で気を付けること(心得)
 ・入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
  冬場は気温が低く、脱衣所や浴室がとても寒いことが多いです。その結果、寒い脱衣所で服を脱ぐと急に冷たい場所に身をさらすことになり、これが血圧を急上昇させるきっかけとなります。この血圧の急上昇が脳卒中などを引き起こします。
 ・湯温は 41 度以下、湯に漬かる時間は 10 分までを目安にしましょう。
  冬の間は特にお湯の温度を高くしがちになります。しかし42度を超える高温での入浴は交感神経が刺激され血圧が急上昇します。またあまり長く入りすぎると体温が上がりすぎて熱中症になりかねません。
 ・浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
  浴槽から急に立ち上がると、水圧がなくなり血圧も低下します。このときに一時的に意識が無くなったり、立ちくらみを起こします。
 ・アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控えましょう。
  お風呂に入ると血圧が下がりますが、アルコールを飲むとさらに血圧が低下します。
 ・入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。
  声を掛けておくことにより、おかしいなと思った際見回ってもらうことで助けることができます。

冬はこの5つのことに気を付けて安全にお風呂に入りましょう。
大宮・日進で丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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