院長の気ままブログ

2015.07.18更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

中医学では太っている人と痩せている人を肥人多痰(ひじんたたん)、痩人多火(そうじんたか)という言い方をします。今回はその特徴を紹介します。

○太りやすい人=肥人多痰のセルフチェック
 「肥人」はからだが肥満している人を指しています。肥満している人は陽気不足の場合が多く、水を代謝することができなくなります。この水が体内に長く停滞すると痰を形成していくことから「肥人多痰」と表現されています。
 「痰」は老廃物や脂肪を指す場合もありますが、もとの原因になっているものは、おもに余分な水分です。水分代謝が悪くなると、気や血の流れも悪くなり、代謝異常が起こることで体内に老廃物が溜まるのをイメージしてください。
 中医学で「痰」が発生するのは「脾」という機能と関係しており、消化機能全般に弱ると出やすくなります。
・ カラダが重だるい
・ 皮膚に弾力がない
・ むくみやすい
・ 痰やおりものが多い
・ 甘いものが好き
・ 口の中が粘っこい
・ いつも眠い
・ めまいや頭痛がする

○やせやすい人=痩人多火のセルフチェック
 「痩人」はからだが痩せている人を指しています。痩せている人は陰血不足の場合が多く、ラジエーターの水が減ってオーバーヒートしたように熱の症候が現れてきます。このことから「痩人多火」と表現されています。
 中医学で「火」というのは、体の機能を促進する陽の気のことです。痩せている人は、臓腑の活動が活発なタイプに多く、まさに「火」なんです。太った人もこのように熱っぽく、汗っかきで怒りっぽいのでは?と思う方がいますが、「痩人多火」タイプというのは、カラダに必要な水分が不足しているのがおもな原因なのです。
中医学では体を温める陽と体を潤す陰の二つの要素があると考えるのですが、この陰分が不足し、体を冷やす水分が少ないためにほてったり、のどが渇くという症状が起こるのです。体の機能が亢進し、常に消耗しているイメージですをしてください。
・ ほてりやのぼせがある
・ 汗をよくかく(寝汗がひどい)
・ のどが渇きやすい
・ 怒りっぽく、イライラしやすい
・ 貧血気味
・ めまいや動悸がする
・ なかなか眠れない
・ 便が乾燥している

肥人多痰の方は消化の良いもの、芋類、豆類を食べるようにするのがおすすめです。体を冷やす食材は避けましょう。
痩人多火の方は体を潤す長芋や、豚肉、鴨肉、貝類、トマト、レタスなど必要な水分を補ったり、クールダウンさせる食材を摂るのをおすすめします。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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