院長の気ままブログ

2015.07.07更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

皆さん靴はどの様に選んでますか?おしゃれかどうかだけで判断していませんか?本来靴は足の機能の補助が役割となります。足の機能を低下させては本末転倒ですよね。

○足と靴の不都合な関係
 先日の足の特徴を見ると、靴の利点と欠点との天秤が必要です。つまり靴は役に立つが、足の機能を邪魔してしまう恐れもあるということです。例えを上げると、
・クッション性の高い靴の方がクッション性の低い靴よりもケガが多い
 これはクッション性が高い=靴底が厚いと、着地時足元がブレて不安定になり、足首・膝・股関節に負担をかけてしまったり、重さが増えた分負担が増えてケガにつながることもあるということです。
・裸足はランニングシューズよりも障害が少ない
 裸足で走ると関節にかかる負担が5~7割減る。これは走っている際、本来の足の前部での接着になるからで、シューズを履くとかかとからの接地になり、衝撃で痛めるという研究結果だそうです。
・裸足にすると子供の偏平足が改善した
 運動不足や過度なクッション性の高い靴などが要因となり、土踏まずが成長しない偏平足が増えているそうです。
 靴の役割は足を守るため、装飾の意味合い、足にない機能の付与などがありますが、どれも用途が重要です。ファッション性だけの基準では、足本来の機能を阻害し、機能障害を引き起こしてしまうこともあります。

○足の機能を低下させない靴選び
・ハイアーチ(足が硬い)の方
 ハイアーチの特徴は、足の関節の遊びが小さく、体重をかけても足のアーチが下がらないことです。できるだけ余計な機能がない裸足に近い靴がいいとされています。ただ、足が硬い分地面からの衝撃をもろに受けるので、ヒールクッションはある方が望ましいです。
・足が柔らかい方
 特徴としては足の関節の遊びが大きく、体重をかけると簡単に足のアーチが下がることです。ある程度ひもでしっかりと足を収めることが出来るものが必要です。場合によっては機能の付与も必要かもしれません。スリッポンやムートンブーツなどは適しません。
・足のアーチが低下している(偏平足)方
 靴ひもでの安定と併用して、インソールなどでアーチを直接サポートするといいでしょう。インソールは長期間使うものではなく、足アーチを構成する筋肉が鍛えられると必要なくなることがほとんどです。

足は、体の中で唯一床と接している部分です。ここに問題が出ると全身に影響があります。逆に体の問題が足に影響を与えることもあります。本来は裸足。これは揺るぎないヒトの自然な姿です。地面がアスファルトで硬くなり、クッション性能はある程度必要ですし、様々なリスクから足を守る必要はあります。大事なことは、足の機能をできるだけ低下させない靴を選ぶことなんです。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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