院長の気ままブログ

2021.05.27更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

理想的な歩き方とはどのようなものでしょうか?日頃意識しない自分の歩行を進化の視点で見直してみると、明日からの意識が変わるかもしれません。

 

○正しい歩き方を意識したことありますか?

 自分の歩き方が正しいか意識したことありますか?不自由なく歩けていればわざわざ確認はしないかもしれません。そもそも何が正しい歩き方なのか不確かな中では、その基準に照らし合わせて確認することも難しいですよね。 しかし、ヒトの進化の過程を見ると、どのような歩き方が理想的であるかは、ある程度推測できるのです。そして、それに照らし合わせてみると、多くの人の歩き方は不自然か異常な状態になっているのです。

 

○ヒトのかかとは歩くことに特化している

 人間の歩き方の特徴の一つ目はかかとです。ヒトのかかとは猿人類の倍くらいあります。さらにかかとにはとても厚い脂肪層があり、クッションの役割を担っています。これは人間がかかとから歩く動物だということを意味します。かかとから着地と一般的にも言われていますが、骨格から見ても正しいことなのです。ちなみに走る時は足の前の方のみが接地し、かかとは着きません。

 

○ヒトは前に転倒することで歩いている

 二つ目の特徴は、膝と股関節が伸びて真っ直ぐになっていることです。私たちにとっては当たり前かもしれませんが、猿人類はどちらも曲がっていますし、他の動物も股関節は曲がっているのです。ヒトは膝と股関節を伸ばすことで、脚よりも体を前に位置させることで効率的に前方に移動することを可能にしています。これは、前に転倒する力を生み出しているといえます。

 ヒトの股関節(鼡径部)の後ろへの開きは約15度と言われています。これだけの角度を使うのは日常では歩く時だけです。逆にいうと、歩かなくなると途端に股関節に影響を与えるということです。また、股関節の開きが悪くなると、足部の蹴りも困難になります。足部の蹴り、つまりかかと上げなのですが、困難になると転倒にもつながります。

 

○二足歩行の最大の利点は、腕が自由に動く

 三つ目の特徴は、胸郭が楕円ということです。猿人類は円錐型をしているんです。ヒトは体を捻る特徴があるため、回りやすい楕円に進化したと考えられています。それにより、二足歩行の最大の利点である、腕が自由に動かせるのです。歩く時の腕は、脱力して振るのが本来の状態です。現代人は腕を自由に振ることが少なくなっていると言われ、肩の問題につなっがっていると言われています。

 

○理想の歩き方のポイント

 ・歩く時はかかとから着く

 ・股関節(鼡径部)をよく開く

 ・腕を脱力して振る

 この三つが進化の過程の中で、ヒトが獲得してきた骨格から推測する正しい歩き方のポイントでです。

 

何気なく歩いていますが、歩くということは奥が深いんです。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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