院長の気ままブログ

2016.07.11更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

鉄分といえば貧血に重要なものですよね。特に女性は積極的に摂取している方も多いのではないでしょうか?しかし鉄分を補給しすぎて鉄分過剰摂取になってしまうと、逆に体にダメージを与えてしまうのです。

○鉄分の働き
 鉄分は、酸素を取り入れる上で欠かせないミネラルです。体の中に蓄えられている量は、成人男性で約4.0g、女性では約2.5g。その中の約70%は赤血球の核となって体の隅々まで酸素を運ぶ働きをしています。
 数%は体の中で色々な働きをする酵素の材料として使われています。そして、残りがフェリチンやヘモシデリンとして肝臓や脾臓、骨髄、筋肉などに蓄えられているストック(貯蔵鉄)になるのです。このストックが不足して起こるのが鉄欠乏性貧血です。

○鉄分不足の症状
 ・貧血
  鉄欠乏性貧血は、血液中の血色素(ヘモグロビン)量が減ってしまった状態です。ただ、この症状は、鉄欠乏が重度にならないと現れない症状なのです。
 ・その他の症状
  異食症(氷、泥などが食べたくなる)、さじ状爪(爪が薄くなって反り返る)、脚がつるなどの症状もあります。また、運動機能や認知機能の低下・体温保持機能の低下・免疫機能の低下などがみられることがあります。

○鉄分過剰の症状
 ・胃腸障害
  鉄剤やサプリメントを摂ってすぐに起こる過剰症の症状としては、吐き気・嘔吐・下痢・腸の損傷等の胃腸障害があります。
 ・血色素症
  過剰な鉄は体のいろいろな部分に蓄積され、皮膚の色素沈着などをおこします。また、血管を始め、脳・肝臓・すい臓など色々な臓器にダメージを与えます。そのため、その状態が長期間続くと、血管疾患(血管の劣化して切れやすくなる)、肝硬変や糖尿病につながるリスクも高くなります。

通常の食事で鉄の過剰症を起こすことは、ほとんどありませんが、鉄は不足しても摂りすぎても良くない成分なのです。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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