院長の気ままブログ

2019.10.16更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

運動やスポーツを続けていると必ず悩まされるのケガや体の痛み。特に運動部でスポーツを行う中高生の成長期に起こりやすいスポーツ障害があるんです。

 

○スポーツ外傷とスポーツ障害とは

 スポーツにまつわるケガは、大きく2つに分けて考えることができます。一つは1回の外力で突然ケガをしてしまう「スポーツ外傷」と呼ばれるもの。もう一つは運動による小さな外力や疲労などが積み重なったことで起こる「スポーツ障害」と呼ばれるものです。

 

○スポーツ障害の原因

 スポーツ障害は繰り返しによる慢性的なストレスが原因となるため、使い過ぎ症候群(オーバーユース症候群)とも呼ばれます。スポーツ障害はすぐに発生するわけではなく、時間の経過とともに痛みや違和感などを伴い、そこで初めて気がつくことが多いものです。

○成長期に多いスポーツ障害

 スポーツ障害は、主に下肢に多くみられます。下肢に多くみられる理由としては体重が下肢にかかり、骨や関節へ負担がかかるためです。上肢にもスポーツ障害はみられますが、頻度は下肢に比べると少なめです。

 ・オスグッド病(脛骨粗面)

  身長が著しく伸びる小学校高学年から中学、高校にかけての時期によく見られるスポーツ障害。太ももの骨の成長に筋肉や腱の成長が追いつかないため、膝下部分が常に筋肉や腱で引っ張られた緊張状態を作り出し、激しい動作や膝の曲げ伸ばしなどを繰り返すと痛みや腫れが起こります。この状態が長く続くと膝下にポコッと腫れたもの(骨の隆起)が起こることがあります。女子よりも男子により多く見られるケガです。

 ・ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

  ジャンプを繰り返すスポーツ選手や長距離走などの選手によく見られるスポーツ障害です。膝のお皿付近もしくはお皿の下あたりの靱帯が、繰り返しのジャンプ動作や太もも部分の筋肉疲労などによって炎症を起こし、痛みや腫れなどが起こります。ランニングでは通常体重の2~3倍の力が膝付近にかかるのですが、その重さを筋肉や靱帯が支えきれないことによって起こります。

 ・シンスプリント

  ランニングや練習量が増えると足のすねの内側あたりに痛みを伴うスポーツ障害です。押すと痛みが出るのが特徴的で、この状態のまま練習を続けていると疲労骨折になる可能性があるので注意が必要です。筋肉が疲労し、柔軟性が低下することによって、骨を覆っている骨膜が常に引っ張られた状態となって炎症を起こすと考えられています。

 

スポーツ障害というのは日々の繰り返しで少しずつ発生する慢性的なケガであり、気づいたら痛みがひどくなっていることが多いです。痛みなどに気づいたらなるべく早く対応することが必要です。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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