院長の気ままブログ

2015.06.13更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

お風呂は体の多くの症状を緩和してくれます。しかし、体調によっては悪化させるリスク要因にもなるのです。今回はその中でも頭痛での入浴について。

○頭痛の原因や症状は様々
 日本では4000万人もの人が悩まされているとも言われている頭痛。頭痛といっても原因や症状は様々です。よく聞く頭痛で、頭痛持ちの方の3~7割がかかえていると言われるのが『緊張型頭痛』です。症状としては後頭部を中心とした重苦しさ、締め付けられるような鈍痛が特徴です。原因は主に僧帽筋という筋肉のこりによるもので、肩こりにも似ています。この場合お風呂で温めて血行を良くすることで症状が改善することもあります。しかし、緊張型頭痛ではお風呂が症状改善に効果的ですが、頭痛によっては症状が悪化するものもあります。

○お風呂に入ってはいけない頭痛
・突然始まったとても強い頭痛
 一般的に、突然起こった頭痛、特にハンマーなどで叩かれたような生涯感じたことの無いような頭痛、意識が遠くなったり、ろれつが回らなくなったり、手足の運動麻痺などが同時に起こった頭痛は命に関わる可能性が高いと考えます。この様な場合、「くも膜下出血」が起こっている可能性があります。この場合はお風呂に入ってはいけませんし、入っている場合ではありません。
・片頭痛
 緊張型頭痛に次いで多い頭痛で、女性に多く、日本には600万人の患者さんがいると言われています。脈拍にあわせて強い痛みが発作的に起こり、頭の片側または両側のこめかみや目元あたりの部分に痛みが出ます。発作は月1~2回程度繰り返し起こり、痛みが4~5時間、長いと3日間程度続くこともあります。悪心・嘔吐ああったり、音や光に過敏になる症状が特徴です。片頭痛は、お風呂に入ることにより悪化する恐れもあります。

○片頭痛の時、お風呂に入ってはいけない理由
 片頭痛の原因はまだ完全に確定されていません。以前は血管の病気と考えられていましたが、最近は脳幹が痛みの原因ともいわれています。他には硬膜といわれる膜に分布する動脈が拡張し、その周辺にある三叉神経が興奮状態になることが原因とも推定されています。現在の治療薬は、血管を収縮させて神経の興奮を鎮静化させる作用で片頭痛を改善しているので、お風呂は逆に血管を拡張させる作用があり、悪化させてしまうのです。

○片頭痛発作が無い時は積極的に入浴を
 片頭痛が無い時はお風呂はおすすめです。睡眠不足やストレスがあると、片頭痛を起こしやすいことがわかっていますが、お風呂はこれらを解消するのに効果的です。また、肩こりも引き金になることがあり、おふろで緩和あいたいものです。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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