院長の気ままブログ

2015.06.04更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

傷あとって残したくないですよね。傷には2種類あるって知っていますか?きれいに傷を治すということは、新しい傷にしないとも言えるかもしれないですね。今回は傷を残さないためのコツを紹介します。

○傷は勝手に治ると思いきや...
 傷は勝手に治ると思っていたら、いつまでもグジュグジュして、1ヶ月も過ぎてしまい、痕が残ってしまった...なんて経験ありませんか?
 傷には新しい傷と古い傷とがあります。新しい傷とは2~3週間くらいで自然に治る傷です。古い傷とは、新しい傷が治った後に皮膚の姿が変わってしまったものをいいます。新しい傷で終わるはずの傷も、対処によっては古い傷になり、長く残ってしまう可能性もあるんです。

○古い傷にしてしまう原因
・ばい菌に感染してしまう
・傷を乾かしてしまう
・治りにくくなる薬を飲んでいる(免疫抑制の薬など)
・糖尿病がある
・血液循環が悪い
後半3つはもともとの根本原因があるため、そのコントロールが必要です。糖尿病の方は定期的に皮膚状態をチェックするのに皮膚科に通院することも必要になるかもしれません。

○自己対処方法は?
 前半2つは自分で注意出来ることです。
・1つめのばい菌に感染を防ぐための方法
 ばい菌に感染しないために消毒液が真っ先に思いつく方が多いと思います。しかしそうではありません。手を洗うのと同じで消毒液をかけるだけではきれいになりません。せっけんと水で洗い流す方がきれいになりますよね。ばい菌を落す1番の方法も同じで水で洗い流すことです。また、消毒液を使うと、体から出てくる浸出液に含まれる傷を治す栄誉素を殺してしまうので、むしろ使わない方がいいのです。
・2つめの乾燥は?
 昔はばい菌が着き、傷が治らなくならないようにするために乾燥をさせました。しかし、今は傷をきれいに治す時代です。傷を乾かしてしまうとかさぶたができ、治りの進行が止まってしまいます。傷を乾燥させないようにし、適度な水分状況を保つことがとても重要です。これを湿潤療法(モイストヒーリング)と言います。自宅でラップにホワイトワセリンを塗り、空気が入らないように保護してあげるといいですよ。ただし切り傷のように深いものは対処外です。

新しい傷を古い傷にしないためのコツを覚えておきましょう!
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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