院長の気ままブログ

2015.05.01更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

皆さんの体を守ってくれているものって何か知っていますか?免疫機能、免疫力とか聞いたことありますよね。その生体防御に関わる免疫担当細胞が白血球です。
白血球には、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球があります。それぞれが役割を持ち、まさに体の中のヒーロー戦隊のようなんです。

○白血球の仕事
・率先して細菌を撃退するリーダー 好中球
好中球は、白血球全体の50~70%を占める白血球のリーダー的存在。細菌や真菌などの感染にはリーダー自ら率先して集結し戦います。運動能力が高く、異物の方に向かって進む遊走能で素早く敵に立ち向かいます。強い貪食能で侵入した細菌を細胞内に取り込み、消化、殺菌、分解します。細菌類の捕食・殺菌のメインプレイヤーです。
・免疫パトロールを行うサブリーダー リンパ球
リンパ球は、白血球のうち20~40%ほどを占めるサブリーダー的存在。免疫システムの防衛基地「リンパ節」を巡回しながら、病原体の身体への侵入を免疫細胞として監視しています。敵と認識すると、抗体などを用いて異物に攻撃をしかけます。ウイルスなどの小さな異物や腫瘍細胞に対しては、好中球などの顆粒球ではなく、リンパ球が中心となって対応します。B細胞、T細胞、NK細胞などいろいろ駆使する多様な能力を持ち合わせています。
・大食漢なだけではなく器用な面もある 単球
単球は、白血球細胞の中で最大の大きさ。大食細胞(マクロファージ)とも呼ばれます。アメーバ様運動で移動して細菌などの異物を細胞内に取り込み、細胞内酵素を使って消化する大食漢です。感染に対する免疫の開始にも重要な存在で、免疫細胞のリンパ球に敵の情報を細かに連絡します。不要になった体細胞の処理などもこなし、骨髄において赤血球の育成を行います。各種サイトカインの放出など様々な役割を器用にこなします。
・桃色に染まる好酸性顆粒を持っている 好酸球
好酸球は、普通染色でエオジン親和性の桃(ピンク)色に染まる好酸性顆粒を持ちます。寄生虫・寄生虫卵の処理やアレルギーの処理も行っています。弱いながらも貪食殺菌作用をもち敵を攻撃したりもします。
・影はうすいが秘めた能力があるかもしれない 好塩基球
好塩基球は白血球5つの中で最も認知度が低い。白血球の中でも存在割合は1%以下と低く、生体の免疫機能に関与していると考えられていますがはっきりとした存在意義や能力は不明です。しかし、秘めたる能力があるかもしれません。

体内はまだまだわからないことが多いので、思いもしない事実が今後解明される可能性も否定できません。
大宮・日進で丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

entryの検索

月別ブログ記事一覧

カテゴリ

スポーツをするすべての人を支えたい

日常生活でケガをした方はもちろん、肩こりや腰痛など

日ごろから身体の不調を感じている方も、お気軽にご相談ください

  • tel_048-669-7007.png
staff staff blog