院長の気ままブログ

2015.04.18更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

薬によって、食べ物や飲み物の組み合わせによって効きめが強まったり、弱まったりすることがあるのを知っていますか?なんとなく聞いたことがあるかもしれないですが、何が良くて、何がダメなのでしょう?

○なぜ効きめの変化が起こる?
薬の成分が溶け出し食べ物と混ざった時、薬の成分の変化や吸収のスピードが変わってしまうことで起こります。難しい話ですが、薬は肝臓で代謝され効果を発揮するのですが、食べ物自体が薬の代謝を促進したり、抑制してしまうことがあり、薬の血中濃度が変わってしまい、効果に影響してしまいます。

○代表的な気をつけたい組み合わせ
・グレープフルーツ
フラノクマリンという天然物質を含んでおり、薬の代謝に大きく関係する酵素の働きを抑制します。酵素が抑制されると薬が吸収されやすくなり、効果が強く出てしまうのです。場合によっては副作用も引き起こします。
高血圧治療薬(カルシウム拮抗薬)、抗不整脈薬、脂質異常症治療薬、抗不安薬、睡眠導入剤、抗てんかん薬の一部では影響が報告されています。
・炭酸水など酸性の飲み物
胃酸を中和させる制酸剤(炭酸ナトリウム)を含む胃薬(市販薬に多い)を一緒に飲むと、中和させる前に反応が起こり、効果が期待できなくなります。
・カフェイン(過剰摂取)
コーヒーなどと一緒に飲むと、胃の痛み、吐き気、頭痛、動悸などカフェインや含まれている成分の副作用が強く出ることがあります。
カゼ薬、鎮咳去痰薬、乗り物の酔い止め、痛風治療薬、骨粗しょう症治療薬などにみられ、コーヒーや栄養ドリンクなどとたくさん飲むのは注意が必要です。
・高脂肪食
薬によっては油に溶けやすい成分をふくんでいます。一気に溶け出し、効果が強くなってしまうものもあります。
・アルコール
アルコールと併用はどんな薬も絶対に禁止です!薬の作用が増幅し、副作用を起こしたり、アルコールにより成分が変化してしまい、効果以外の危険な作用が出ることも。

その他サプリメントでも影響がみられ、カルシウムのサプリメントでは薬の吸収がされにくくなったり、ビタミンDのサプリメントではカルシウムの吸収が促進されすぎ、心臓に副作用が出ることもあります。
薬を使用する際は用法に十分に気をつけて下さい。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。



投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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