院長の気ままブログ

2015.02.04更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前すぐそこ、コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

胃の病気は胃が痛み、腸の病気は腸が痛む場合が多いですが、神経系の場合は様々な症状が出ることがあります。体の司令部である神経系が病気になると頭痛、手足の動きが鈍い、ろれつが回らない、物忘れなど頭以外にもでてきます。そんな症状をまとめてみました。

○神経系の病気の中で一番多い症状 頭痛
●症状⇒こめかみがズキズキする、後頭部が重苦しい、突然バットで殴られたような痛みがある。
●原因⇒
・85%は片頭痛、重苦しい痛みの緊張型頭痛など一般的な頭痛です。
・今までに経験した事の無い突然起こった激しい痛みはくも膜下出血が疑われます。この場合項部硬直という症状が起こり、首を前に曲げられなくなることも。
・発熱を伴う場合は髄膜炎の可能性もあります。

○手足が動かない
●症状⇒お箸や歯ブラシが上手く使えない、よくつまづく、片足を引きずるように歩くなど。
●原因⇒
大脳から脊髄まで様々な原因が考えられますが、症状が片側のみ場合大脳、両側に同じように出た場合は脊髄の病気が考えられます。

○言葉が出ない
●症状⇒名前を思いついても言えない、テレビのリモコンが使えない、何をしゃべっているか周りの人が理解できない
●原因⇒前頭葉のブローカ野と側頭葉にあるウェルニッケ野と言う言語中枢に異常がある。言語中枢は大半の人は大脳の左半球にあるので右側の手足の麻痺を伴うことが多い。

○におい・味がわからない
●症状⇒味の好みが変わったり、味付けが濃くなったなど
●原因⇒においを感じる嗅神経、味を感じる顔面神経、前頭葉などでの障害で引き起こされます。脳腫瘍や頭のケガによるものが多く、神経系に異常がない場合は鼻の病気も疑われる。

○ものが二重に見える・見える範囲が欠ける
●症状⇒新聞などの一部分が見えない、片目では普通に見えるが両目ではぼやける
●原因⇒目を動かす神経、後頭葉などで引き起こされる。ただし、視界がぼやけたり視力低下は目の病気もありえる。

○顔の動きが左右で違う
●症状⇒片目だけ開かない、まばたきができない、口がまがったように見える、口の片側から水をこぼすなど
●原因⇒
・動眼神経(まぶた)、顔面神経(顔の表情を作る)、脳幹の障害が疑われる。
・この症状を出すものに突発性顔面神経麻痺(ベル麻痺)がありますが、適切な治療を受けると2~3か月で完治することが多い。
・片側の目が開かなくなった場合は脳動脈瘤がある可能性がある。

○顔が痛い
●症状⇒片側の顔が瞬間的に痛む、痛みのために歯を磨けないなど
●原因⇒顔の感覚を支配する三叉神経の障害。神経系以外では蓄膿症(副鼻腔炎)でもでる。

○めまい
●症状⇒起き上がった時などクラクラする。真っ直ぐ歩けないなど
●原因⇒
・内耳神経、小脳、脳幹、椎骨動脈の病気の疑い。
・ぐるぐる回るような感覚のめまいは耳(内耳障害)が多い。

○のどがかすれる、飲み込めない
●症状⇒食事中むせる、かすれ声になる、のどに指を入れても吐けない
●原因⇒のどの動きをつかさどる神経の病気の疑い。脳梗塞など脳血管障害に多い。まれに脳腫瘍でも見られる。

○ひどい物忘れ
●症状⇒昨日の食事などが思い出せない、同じ会話を何回もする、性格が変わったなど
●原因⇒
・前頭葉、海馬など記憶をつかさどる脳が障害を受けている。
・物忘れ=認知症ではない。認知症は自覚症状よりもまわりが気づくことが多い。
・一過性全健忘というものもある。

○手が震える
●症状⇒字が上手く書けない、コップの水をこぼしてしまうなど
●原因⇒運動の調節を行う神経系の障害で起こる。肝臓の病気や甲状腺ホルモンの異常でも起こる。

○意識が無くなる
●症状⇒いきなり魂が抜けたようになる、繰り返し痙攣する
●原因⇒大脳の広範な障害で意識を失うことがある。代表的なものがてんかん。

このような症状が出た場合はそのままにせず一度しかるべき病院で検査をしてみましょう。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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