院長の気ままブログ

2015.01.16更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前 コンディショニングラボ南口駅前接骨院 神田です。
今日は乳酸について。一般方には乳酸=乳酸飲料のイメージの方が強いかもしれないですが、体内にある乳酸です。

乳酸は以前は血中乳酸=疲労物質と言われていました。しかし、現在の考えでは乳酸はエネルギー源と言われているんです。
筋肉疲労の話で乳酸は、ブドウ糖→ピルビン酸→乳酸という図式があります。「筋肉から乳酸が血中に出て、肝臓でブドウ糖を作るとき(糖新生)の材料になる。運動強度を強めていくと血中乳酸濃度が高くなり、高濃度になると筋肉が動かなくなる。そのために疲労物質の乳酸の除去は疲労回復につながる」と言われていました。

乳酸自体は直接エネルギー源になることは無いのですが、ピルビン酸→乳酸ではなく、乳酸→ピルビン酸→乳酸の反応が起き、ミトコンドリアで使われればエネルギー源の元になります。現在は、無酸素運動で素早く動く速筋はピルビン酸→乳酸で反応し、心筋や有酸素運動で動く遅筋では乳酸→ピルビン酸と反応が進むことが判明しており、新しい図式、速筋→血中乳酸→心筋・遅筋・肝臓と言われているそうです。
体の中で、エネルギーをグリコーゲンという形でたくさん貯えている速筋が、血中に乳酸という形で心筋・遅筋にエネルギー源を送り、使われなかった乳酸を肝臓が回収する仕組みになっているのです。

筋肉痛では、乳酸が筋肉に溜まって神経を刺激するのが原因と言われていましたが、現在考えでは、乳酸は体内で消費され筋肉中に残らない。運動後数日後の筋肉痛に乳酸か関係する可能性はほとんどないとのことです。
筋肉痛は、筋肉が伸びながら力をだす時や、普段あまり使っていない筋肉を急に使うと起きやすいことがわかっています。筋肉が損傷し浮腫を起こし、運動後にこの浮腫の修復が必要となるのですが、修復過程で炎症物質が産生されると考えられています。この炎症物質は筋肉ではなく、筋肉を覆う筋膜や皮下の結合組織で痛覚を起こします。
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私は普段ロードバイクで走りに行くときは、クエン酸パワーというドリンクを飲んでいます!
興味がある方は覗いてみて下さい。
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大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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