院長の気ままブログ

2014.11.17更新

冷え性と低体温は何が違うでしょうか?これらは勘違いされやすいですが、似ているようで異なるものです。
結果から言うと冷え性は『末端』、低体温は『中枢』です。
女性に多い冷え性は、実際の暑さ寒さに関わらず、異常に冷えを感じる状態のことです。手や足がかじかんだり、酷いとしもやけになるなどが典型的かと思います。これは、末端の冷えで体温を測っても正常なことがほとんどです。
低体温というのは、体の中枢の深部体温の温度が低くなることで、定義は深部体温が本来の37℃ではなく、35℃以下になってしまうことです。
普段わきの下などで体温計で測っている体温は深部体温が表面に伝わっている温度なので若干低くなります。
最近のメディアが呼ぶ「低体温」は、35℃台くらいを大雑把に『低めの体温』という意味で呼んでいます。

冷え性の原因は?
本来なら熱を体外に逃がさないようにする皮膚の血管収縮反応が長く続いてしまったり、筋肉が上手く熱を生産ないためにおこるといわれています。また、ストレスの影響も受けると考えられています。

低体温の原因は?
病的な低体温はアルコールを飲んでいたり、低血糖発作を起こしていた場合になりやすく、濡れた衣服で冷たい地面に動かないで横たわっているとなることも。病的な意味での低体温は、もう自分で体温を上げることができないので、温かい毛布などで全身をくるみ温めるようなことが必要です。
しかし、低めの体温という意味での低体温は、甲状腺機能低下症などの病気でも起こりますが、運動不足、ご飯を食べなかった、ストレスなど日常生活習慣でもおこります。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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