院長の気ままブログ

2016.12.05更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

小学生以上の子供に多いマイコプラズマ肺炎。今年も流行っていますね。子供に多いのですが、乳幼児ではカゼ程度で済みます。しかし、大人で免疫力が強いほどかかりやすいのです。

○マイコプラズマ肺炎とは?
 長引く咳が特徴のマイコプラズマ肺炎。潜伏期間が長く、知らないうちに人に感染させてしまう可能性があります。マイコプラズマとは微生物の名前で、細菌より小さく、ウイルスより大きく、細菌にもウイルスにもない性質を持っています。ウイルスはヒトの細胞の中でしか増えませんが、マイコプラズマ肺炎はウイルスと異なり、栄養があればヒトの細胞外でも増えていきます。マイコプラズマという微生物は、気管や喉などの気道に感染し、主に気管から肺で増殖することが特徴です。

○マイコプラズマ肺炎の症状
 マイコプラズマ肺炎は主に気道に感染します。呼吸系に感染すると、上気道炎・咽頭炎・気管支炎・肺炎になります。特に、肺で増殖するので肺炎を起こしやすいのです。肺炎球菌による肺炎とは違うため、「非定型肺炎」「異型肺炎」と呼ばれています。主な症状は、
  ・のどの痛み
  ・鼻水、鼻づまり
  ・37℃程度の微熱から39℃以上の高熱
  ・咳、痰のからむ咳(解熱しても1ヶ月近く続く症状)
  ・喘息があると、喘息の悪化、喘鳴(ゼイゼイ・ゴロゴロ・ヒューヒューといった呼吸)
  ・呼吸がしにくい呼吸困難

などがあり、乳幼児に感染した場合カゼ程度で済みますが、学童期頃になると肺炎を起こすようになります。大人も感染した場合肺炎を起こします。免疫力が強いほど、肺炎になりやすいのです。

○マイコプラズマ肺炎の感染・潜伏期間
 感染から発症までの潜伏期間は1~3週間ぐらいで、一度流行するとどんどん拡がってしまいます。季節では秋から冬に多いのが特徴です。発症年齢は8~9歳がピークで、痰や唾液、咳で人にうつる飛沫感染です。大人の場合は何回もかかることで多少の抵抗力がつきますが、免疫を長くは維持しにくいのが特徴です。

マイコプラズマ肺炎も十分な睡眠と栄養・うがい・手洗いが予防の基本です。家族内で感染しやすいので注意しましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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