院長の気ままブログ

2018.10.20更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

女性に多く、耳慣れない名前ですが、指の第一関節に痛みや腫れが現れるのがヘバーデン結節です。実はそれほど珍しい病気ではありません。

 

○ヘバーデン結節とは

 へバーデン結節は、爪に一番近い第一関節が赤く腫れたり、変形して曲がったりする病気で、変形性関節症の1つです。手指の病気としてはもっとも高い頻度でみられ、女性がかかりやすいのが特徴です。指を酷使する仕事の人に多いというイメージがありますが、実際は、必ずしも指の使いすぎが原因というわけではありません。なお、第一関節に症状が出るのがヘバーデン結節で、第二関節に出る場合はブシャール結節といいます。

 

○ヘバーデン結節の症状

 へバーデン結節では、おもに人差し指から小指にかけて、第一関節が赤く腫れ、こぶのようになったり、曲がったりします。痛みをともなうケースがほとんどで、次のような動作が困難になります。

 ・テレビなどのリモコンを押せない

 ・缶ジュースのプルタブを開けられない

 ・キーボードを打てない

 ・はしを持てない

 ・ギターや三味線がひけない

 ・包丁が握れない

○へバーデン結節の原因

 へバーデン結節のはっきりとした原因は不明です。ただ、現在考えられている原因としては、

 ・加齢

 ・遺伝

 ・指の使い過ぎ

 ・コーヒーの飲み過ぎ

 が言われています。また、女性の場合、更年期によるホルモンバランスの変化が原因となります。

 

○関節リウマチとの違い

 関節が変形する病気としてよく知られるものに、関節リウマチがあります。腫れがある点などでヘバーデン結節と似ていますが、全く違う病気です。へバーデン結節には見られない特徴として、以下のことがあげられます。

 ・朝に関節のこわばりがみられる

 ・指の第一関節だけではなく、全身の関節におこる

 ・採血データで異常が現れる

 ・発熱がある

 ・関節を動かさなくても激しい痛みがある

 これらの症状がある場合は、関節リウマチを疑います。

 

へバーデン結節の予防をするために、まず第一関節が痛むときは、指を使わずなるべく安静にしましょう。また、指先に負担がかかることを避け、休憩をとるようにします。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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