院長の気ままブログ

2017年8月26日 土曜日

水と塩分の体内での働き

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

日本人は「食塩摂取量が多すぎる」とされ、「減塩」が推奨されています。一方で、夏になると脱水症予防のためにと「水と塩分を摂りましょう」と言われます。いつもは塩を摂ってはいけないと言われるのに、暑い時期には脱水になるからと塩分も摂るように言われるのはどうしてでしょうか?

○細胞の中と外、水と塩分は一緒に動く
 身体の成分で最も多いのは「水」です。体重の約60%が水だと言われています。ただし、体内に存在する水は「真水」の状態では存在していません。細胞の中の液(細胞内液)はカリウムが、細胞の外の液(細胞外液)はナトリウムが溶け込んでいます。このうち、細胞外液は食事などに含まれる栄養素の影響を大きく受けています。体液の塩分は腎臓の働きによって約0.85~0.9%に調整されています。健康な人であれば、多少、水を飲みすぎたり、食塩を摂りすぎたとしても尿として排泄されるため、大きな問題は起こらないようになっています。この濃度を逸脱すると、塩分の補充のために塩辛いものを食べたくなったり、水を飲みたいと感じたりするのです。
 体液は、細胞内液が2/3程度、残りが細胞外液です。細胞内液と細胞外液はそれぞれの塩分濃度を保つようにバランスをとっています。これを浸透圧といいます。塩分濃度が著しく変わると細胞の形も変形してしまいます。身体の中でも、塩分濃度を一定に保つことで細胞の形を一定に保つ働きをしています。さらに、浸透圧の違いを使って細胞内に栄養素を届けたり、不要なものを細胞外に排泄したりしています。細胞外液はこれ以外に、体内を駆け巡り、各細胞に栄養を届けたり、不要物を集めたりと、さまざまな仕事をしています。

○浸透圧が関係する病気
 ・水太り、むくみ
  水太り、むくみは体液が必要な量をはるかに超えて体内にたまってしまっている状態です。水分を制限するだけでは、体液の塩分濃度が下がらないので、水の排泄が抑えられてしまいむくみは解消されません。問題は水というよりは「塩分」の過剰なのです。
 ・血圧
  血圧を上げる機序は大きく3つ知られていますが、その1つが水と塩分が体内から排泄されなくなってしまい、血液量が増えて血圧を上げるというものなのです。
 ・熱中症、脱水症
  熱中症の場合は、汗となって水と塩分が体外に出て行ってしまっている状態なので、水も塩分も不足しています。そのため「水と塩分を摂ってください」ということになります。

「水と塩分」の体内での代謝は複雑です。基本的には食塩については過剰摂取傾向なので、摂りすぎないように気をつけなければなりません。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿者 南口駅前接骨院

カレンダー

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30