症状ブログ

2016.05.09更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

剥離骨折は筋肉の瞬間的な収縮より生じる骨折です。事故、運動などで発生します。場所によっては酷い捻挫や肉離れと間違うこともあるので注意が必要です。

○剥離骨折とは?
 外力の作用方向による骨折の分類で、筋肉の瞬間的な収縮によって発生する骨折です。裂離骨折と呼ぶこともあります。

○剥離骨折が起きやすいのは?
 運動、事故などに伴い発生することが多い骨折なので、比較的若年者に多く発生します。家庭内では高齢者に多くみられます。男女ともに起こりますが、比較的男性に多いです。腸骨、脛骨、膝蓋骨、第5中足骨などに頻度の高い骨折です。第5中足骨は捻挫をした際に起こることが多いです。

○剥離骨折の症状は?
 骨折した部位の腫脹と疼痛です。通常初期から激痛となることが多いです。場所によっては捻挫との鑑別が必要です。

○剥離骨折の治療法
 剥離骨折の治療法は安静療法と手術療法の2つあります。
・安静療法
 包帯やギプス、シーネなどで固定し、患部の安定性を確保して、時間をかけて骨折した部位の骨癒合を計ります。固定期間が長くなりやすく、運動、仕事の制限を要します。
・手術療法
 剥離骨折した骨片を金属等の固定具を使用して安定化させます。入院を要しますが、運動や仕事の必要性から、早く患部を使用する場合には、手術療法を選択することが多いです。

安静療法であっても、手術療法であっても、早期に治療をうければ、剥離骨折の予後は良好です。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.05.06更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

アキレス腱断裂はあらゆるレベルのスポーツ選手や一般の人の外傷などにより発生するものです。治療法は手術治療と保存治療の2つあり、早期のリハビリを行なえばこの2つの治療に差はないのです。

○アキレス腱断裂とは?
 アキレス腱断裂とは、かかとのすぐ上にあるアキレス腱が突然切れ、激痛が起きるケガです。歩行困難になる方や、歩行はかろうじて可能でも左右差がある歩き方になり、断裂した方の足でつま先立ちすることができなくなります。

○アキレス腱断裂の症状は?
 ほとんどの人が音と激痛のため、「踵を後ろから蹴られた感じ」「打たれた感じ」と表現します。実際には他の人や物との接触はありません。この症状はアキレス腱断裂に特徴的な症状です。また、かかとのすぐ上(アキレス腱)に断裂した腱の間が陥凹してできたくぼみがみられます。時間が経つとむくみや腫れで分からなくなるので注意が必要です。

○アキレス腱断裂の原因は?
 突然のジャンプなどの足関節の屈曲、伸展で発症します。その他に、稀にアキレス腱に対する直接の外力で発症することもあります。また、スポーツを長い間休み、アキレス腱を使用しないでいた状態で、突然スポーツを再開した場合、萎縮したアキレス腱に対して過度の力がかかることにより発症する場合もあります。

○アキレス腱断裂の治療は?
 基本的に保存治療と手術治療の2つがあります。以前は手術を積極的に勧めるところも多かったのですが、保存療法も2週間でリハビリを始める早期運動療法を行うことで、長期成績が良好なことがわかり、手術と非手術で全く有意な差はありません。昔ながらのリハビリでは治療期間が長くなりますし、筋力の低下や腱の癒着も生じて、機能が悪くなることがあります。

アキレス腱の再断裂は5%程度発生するものですが、術後のリハビリ中に発生することが多いようです。6ヵ月過ぎると腱の再生が進み断裂しにくくなりますが、その前の時点では過度の力がかからないように注意する必要があります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.04.18更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

腰痛の原因の中には腰椎の一部が切れてしまう「腰椎分離症」と腰椎が滑ってズレてしまう「腰椎のすべり症」というものがあります。これらはいったいどんなものなんでしょう?

○腰椎分離症とは?
 腰椎の分離は、腰椎の関節を構成している付近の骨が切れてしまった状態をさします。子供の頃にハードなスポーツなどで、腰部に大きな負荷をかけることにより起きる疲労骨折が原因ではないかと言われています。この分離は、仙骨と腰部のつなぎ目である第5腰椎に多く見られます。

○腰椎分離症の症状は?
 主に腰を後ろへ反らせると腰の痛みを感じます。また、長時間立っているような場合でも腰がつらくなります。しかし、腰椎が分離していても、必ず腰が痛くなるという訳ではないので、無症状のままで、運動も問題なく行えるという方もいます。
 腰痛で腰部のレントゲンを撮り発見され診断が出されます。分離が原因という腰痛では多くの場合、痛みは徐々に回復していきます。子供は、コルセットと安静により分離した部分がつくケースもあるため、早期に発見されることが理想です。

○腰痛分離すべり症とは?
 腰椎は、前に傾いた仙骨の上に乗っているため、腰椎は前方へ滑らないように、関節でしっかり支えられています。しかし、腰椎の分離によって不安定になり、腰椎がすべってズレが生じてしまうことがあります。

○腰椎分離すべり症の症状は?
 すべっても無症状の場合もありますが、腰部の神経を刺激してしまうと、お尻やフトモモの裏側に痛みが出ることがあります。刺激や圧迫の部位により、歩行で足がしびれ、長い距離を歩くことが出来なくなることもあります。
 また、高齢の女性に多いもので、分離症が無くても腰椎が滑ってしまう「腰椎変性すべり症」というものがあります。症状は分離すべり症と同様で、原因ははっきりしません。

腰椎分離症・腰椎分離すべり症は、別の腰の関節や椎間板に負担をかけている可能性が大きいので、分離やすべりの部分以外で、腰痛を起こすことは、腰痛の複雑化につながります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.04.16更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

突き指は、誰でも一度くらいは経験があると思います。しかし適切な対処法を取らなければ、指に機能障害が残る事があるのを知っていますか?

○突き指を甘く見ない!
 突き指の発生機序で多いのが球技ですが、球技でなくても日常生活の中でちょっとしたものとの接触でも起こります。突き指での損傷の起き方は毎回異なります。以前は放置しても治ったからといって経験則で判断するのは危険です。最悪の場合、指が元通りに動かずに機能障害が残る事もあるのです。

○突き指の正しい対処法
・引っ張ってはいけない
 突き指をして引っ張ったことありませんか?この対処法をする人は結構多いのですが、これは絶対にやってはいけません。切れかかっていた腱や靭帯をさらに損傷し、悪化させてしまうことがあります。治療として徒手整復法で引っ張ることがありますが、決してマネをしないでください。
・むやみに動かさない
 状態が把握できていない状況で動かしてはいけません。外傷の初期処置では安静を保つのが原則です。添え木とテーピングが理想ですが、無い場合は親指以外なら隣の指を添え木として利用し、テープで固定しましょう。
・しっかりとした初期処置を
 突き指でも早期回復のためには初期処置が大切です。外傷の応急処置の基本はRICE(できればPRICES)です。RICEとは、R:Rest(安静)、I:Ice(冷却)、C:Compression(圧迫)、E:Elevation(挙上)ことです。突き指でも少なくとも安静と冷却は必要です。
覚えておきたい、スポーツ外傷が起きた際の応急処置『PRICES』

○突き指の放置で起きる関節の変形
 突き指は腫れが引けば、指もスムーズに動くようになるはずと考えがちです。しかし、腫れが引いても動きが悪い場合があります。骨折があったり、靭帯を損傷しているということもあります。時間が経ってしまうと関節が変形して指の動きが悪くなったまま、元には戻せなくなる事があります。

ひどくぶつけてしまった場合や、腫れがひどい場合、指が動かないと感じた場合は、早めに受診しましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.04.09更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

疲労骨折はスポーツ選手に発生するめずらしい骨折のタイプです。スポーツの種類によっていろいろな部位に発生します。初期のレントゲン検査では診断が難しい場合がありますが、早期診断で早期復帰が可能な疾患です。

○疲労骨折って?
 骨折の原因による分類の一つです。骨折の分類は次のように分かれます。
・外傷性骨折
 正常な骨に外力が加わり骨折が生じるもの。
・病的骨折
 局所的な骨の強度低下のため軽度の外力で生じる骨折。骨腫瘍などが原因になる疾患です。
・疲労骨折
 正常な骨に通常は骨折を起こさない程度の負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折。スポーツの負荷が繰り返し同一の骨にかかる競技に多く見られます。
・脆弱性骨折
 もともと強度が低下している骨に、日常生活程度の負荷で発生する骨折。強度低下の原因として骨粗しょう症、骨軟化症、長期透析、糖尿病、慢性関節リウマチなどがあり、脊椎椎体、骨盤、大腿骨頚部によくみられます。
通常、骨折の大半は外傷性か脆弱性骨折で、疲労骨折の頻度は高くなく、スポーツをしている方にみられる珍しい骨折です。

○疲労骨折の原因と発生部位
 ほとんどスポーツが原因で、あらゆるスポーツで起こる可能性があります。骨折の発生部位は特定の競技によって異なる部位で発生します。
・脛骨...短距離走、バスケットボール、バレーボール
・中足骨...長距離走、サッカー
・有鉤骨(手根骨の一つ)...野球
・中手骨...テニス
・肋骨...ゴルフ、野球
・上腕骨...野球(ピッチャー)
・腰椎...サッカー


○疲労骨折の症状は?
 骨折部位の腫脹、疼痛がみられます。また隆起などがみられることもあります。
 運動の始まりに痛みが強くでて、途中は痛みが軽くなり、運動終了時から終了後にかけて痛みが強くなります。運動を休んでいる間は痛みはほとんど出現しないという特徴があります。

疲労骨折の場合すぐにそのスポーツの練習を中止することが大事になります。運動中異常を感じたら早い受診をして下さい。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.03.28更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

膝の症状は歩くと必ず痛むものから、正座など特定の姿勢でのみ不調を感じるものまでさまざまあります。もちろん痛みを感じる所も人それぞれです。今回は膝の痛みや違和感を訴える症状として多いものをまとめました。

○正座すると痛む
 正座しようとして痛みを感じ、膝を曲げて体重を預けることができずに膝の異常を発見する人が多いかもしれません。途中まで曲げられたり、短時間ならできるなど個人差があります。

○立ち上がる時に痛む
 しゃがんだ姿勢やイスから立ち上がる時、起床時寝床から立ち上がろうとしたときなどに、痛みを感じることがあります。立ち上がり時に急に痛みを感じると、体のバランスを崩しやすくので危険。

○歩く時痛む
 生活する上で避けられない歩行。痛みとともに精神的苦痛も大きくなりやすいです。痛みで足を引きずるなど、歩き方に変化が出てしまうこともあり、歩き方の2次的な影響で痛みのない側の膝や足、股関節などの別の部位にさらに違和感を生じてしまうこともあります。

○走ると痛む
 歩行は平気なのに、小走りを含め走る動作でだけ膝の痛みを感じる場合があります。中には坂道を走る時だけという方もいます。痛みが続くと走ることが制限されてしまうこともあります。

○階段で痛む
 階段の上りや下りで膝が痛む。上りだけや下りだけ、両方とも痛むなどのケースもあります。階段では膝への負荷が大きくなるため、膝関節の支えが不安定な状態では膝の痛みを生じやすくなります。

○膝に不安定感を感じる
 振り返ろうとしたときや急に方向を変えようとしたときに、膝のおさまりが悪いような「ガクン」とした状態を感じることがあります。膝を動かし支えるための筋肉がしっかり機能していない場合に不安定性を感じることもありますが、膝痛への恐怖心・不安感が関与している場合もあります。

○動かさなくても痛む
 関節や筋肉への負担が増すことで起こる膝の痛みは、体を動かさずに安静にしていると、痛みが和らいでいきます。しかし、安静にしていても膝痛を感じることがあり、この場合は患部に炎症が起きている可能性があります。痛風や慢性関節リウマチなども疑われることがあります。

○膝を伸ばすことが出来ない
 膝関節に異常をきたすと、膝を曲げ伸ばしする範囲が狭くなることがあります。

○膝が腫れ、水が溜まる
 膝が腫れぼったく重だるいように感じたり、パンパンに膝が腫れて歩きづらくなってしまうことがあります。また、膝の裏側やふくらはぎに違和感を生じることもあります。

この様な時に膝に痛みを感じることがあります。膝からのサインを放置せず、続くようであれば早めの受診をおすすめします。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.03.12更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

圧迫骨折とは外力が縦方向に働いた時に生じる骨折です。しりもちをついたり、転倒した時に発生し、高齢者に多い骨折です。

○圧迫骨折とは
 外力の作用方向による骨折の分類で、比較的頻度の高い骨折の一種です。圧迫骨折では縦方向に圧迫力が働きます。

○圧迫骨折の年齢、性差、部位
 圧迫骨折は中高年に多い骨折です。特に閉経後の女性、骨粗しょう症に伴う場合が大部分を占めます。転落事故などのように大きな外力がかかった場合は、若年者でも発生することがあります。脊椎は骨折頻度が高い部位になります。

○圧迫骨折の症状
 骨折した部位に腫脹と疼痛がみられます。通常初期から激痛になることが多いです。骨折による脊髄の圧迫により筋力低下、知覚麻痺、直腸膀胱症状(便、尿の失禁など)などが発生することがあります。

○圧迫骨折の診断方法
 画像診断として単純X線(レントゲン)、CT、MRIをもちいます。

○圧迫骨折の治療法
 現時点で圧迫骨折の治療として安静療法、手術療法の2つの治療法があります。
・安静治療
 軟性コルセット、硬性コルセットなどで脊椎の安定性を確保して、時間をかけて骨折した部位の安定化を計ります。
・手術治療
 圧迫骨折した骨の内部に骨セメントと呼ばれるアクリル樹脂を注入する治療です。

○予後は?
 神経症状が無い場合、安静治療で治癒する可能性が高い病気ですが、神経症状がある場合は早期に治療しないと症状が後遺症として残る可能性があります。

圧迫骨折は高齢者に多い骨折の1つで、頻度も高いものです。早期に医療機関を受診してください。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.03.01更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

四十肩・五十肩と言われると歳をとったと言われているように感じませんか?しかし、30代でも症状がみられることもあるんです。

○30代でもなりえる四十肩・五十肩
 肩の痛みに突然襲われ、動かすこともできなくなることがある四十肩・五十肩。老化を突きつけられた感じがしますよね。しかし、四十肩・五十肩につながる要因が若いうちからもある可能性もあり、30代で発症してもおかしくないと言われています。

○四十肩・五十肩とは?
 急性期は痛みが強く、夜間の痛みで目が覚めてしまう人もいる四十肩・五十肩。これは正式名称ではありません。本来は『肩関節周囲炎』といい、肩の関節を構成する部分に炎症を起こす症状のことを指します。痛みの場所によって別の名称で診断を受けることもあります。肩を動かすために重要な腱板や滑液包に問題が起こり、動かすことにより痛みや違和感を感じるようになります。程度によって激痛になったり、夜間に痛みで目が覚め、睡眠の妨げにもなります。

○原因は?
 ケガで肩を痛めたことのある人にも見られると言われていますが、肩の構成要素の問題で、はっきりした原因はわからないとされています。ケガの処置やその後のケア、運動や生活の習慣、精神的ストレスにより肩関節への負担が長期に渡って蓄積されたりなどがあります。また、頭部・頚部・腕などの筋肉の機能的なバランスが乱れているところへ、強い負荷がかかることで肩の痛みが出てしまうということもあります。

若くして五十肩にならないためには、何より早期から予防をすることが大切です。自覚症状がなくとも筋肉を柔軟にし、肩甲骨を動かすことを心がけましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.02.13更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

ランニングブームや自転車ブームにより、ランニングや自転車に乗る方は近年増加傾向にあります。初心者から熟練者まで多くの方が一度は悩まされる障害に腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)と言われるものがあります。

○腸脛靭帯炎の症状
 主な発生原因は不適切な動作と密接に関係していると考えられています。腸脛靭帯はその名前の通り腰骨のでっぱりである腸骨から、脛骨の外側上端付近に付着しています。太ももの外側をさすると筋ばったものが触れられるとおもいますが、これが腸脛靭帯です。膝のお皿の外側などではかなりはっきりと触ることができます。この腸脛靭帯は太ももの骨の膝関節を構成する大腿骨外側顆という骨のでっぱりの上を通過して脛骨に向かうのですが、腸脛靭帯炎の方の場合には腸脛靭帯がバンドのように固く緊張しているため、この骨のでっぱりとこすれ合ってしまいます。そのため、腸脛靭帯炎で痛みが発生する部位は膝そのものというより膝のお皿の外側やや上付近になります。

○腸脛靭帯炎のセルフチェック
 膝を90°に曲げ、膝の外側を走る腸脛靭帯を押さえ、そのまま膝を伸ばしていきます。この際痛みが発生すれば腸脛靭帯炎の可能性が考えられます。しかし、この付近に痛みを発生させるものに膝関節外側側副靭帯損傷や外側半月板損傷などもありますので、医療機関を受診することをおすすめします。

○腸脛靭帯炎原因
 腸脛靭帯は膝の外側を走行しており、体が外側に揺れるような動きが加わると緊張し、大腿骨のでっぱりと強くこすれ合うことになります。このことから、ランニング時のシューズの偏ったすり減りや、ランニングコースの路面の傾きや凹凸が原因の一つとなることが考えられます。また、自転車では足の向きと膝の向きに無理が生じるような曲げ伸ばしを繰り返し行うと起こります。
 その他に筋肉のオーバーユースや柔軟性の低下などの身体的な因子も原因として考えられます。腸脛靭帯は主に、大腿の上前方にある大腿筋膜張筋という筋肉と、大殿筋というおしりに存在する筋肉の収縮により緊張が増します。この二つの筋肉は体の左右の動揺を防いだり、体を前方に推進させるために使われるので、不適切な用具の使用や不整地での運動により過剰な働きをしたり、不適切なフォームにより機能が低下してしまいます。また、ストレッチやマッサージなどのケアを怠ると筋内の循環が低下したまま放置され、筋柔軟性の低下を招きます。こうした柔軟性の低下が腸脛靭帯の緊張を高め、腸脛靭帯炎を引き起こす一因となるのです。

普段からしっかりセルフケアをし、痛みを感じたら早めに医療機関を受診することをおすすめします。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.02.09更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

運動中や家事の最中などに肘に痛みを感じたことありませんか?こうした痛みは一般的にテニス肘やゴルフ肘などと呼ばれることが多く、耳にしたこともあるかと思います。この痛み、放っておくと悪化して日常生活に支障を来してしまうこともあるんです。

○上顆炎とは?
 一般的にテニス肘やゴルフ肘などと呼ばれる肘の痛みは、正式な名称はゴルフ肘=内側上顆炎、テニス肘=外側上顆炎と言います。それぞれ痛みを発生させる原因となる動作や筋肉が異なります。

○肘の痛みはどっちタイプ?
 手のひらを正面に向けた際、親指側の肘周辺に痛みがある場合は外側上顆炎が疑われます。手首を手の甲側に曲げる際反対側の手で抵抗を加え、痛みが発生するような場合は外側上顆炎の可能性がかなり高くなります。
 一方で、小指側の肘周辺に痛みがある場合は内側上顆炎が疑われます。特徴として薬指と小指で何かを握り込むような動作で痛みを強く感じます。

○上顆炎の原因は?
 その名の通りテニスやゴルフの最中に発生することが多いためその名が付けられています。
 外側上顆炎=テニス肘では、テニスが原因でなる場合はほとんどがバックハンド動作が原因と考えられています。バックハンドではどうしても手打ちになり手首を反らすようなスイングフォームに陥りがちです。そこにボールを打ち返すインパクトが加わることで、短橈骨手根伸筋という筋肉に負担がかかります。この筋肉が過剰に働くと肘の外側に引っ張る力が加わり痛みが発生するのです。
 内側上顆炎=ゴルフ肘では、ゴルフでのみ発生するような印象がありますが、実際はテニスのフォアハンドや野球の投球、槍投げやタイピング、鍋を持つ動作などあらゆる動作が原因で発生します。肘が内側に曲がったような状態では、肘の内側に引き離されるようなストレスが加わり、これを安定させるため小指・薬指を握る筋肉が過剰に働くことでその付け根の肘内側が引っ張られ痛みを発生させるのです。

痛みが酷くなると日常生活に支障をきたすだけでなく、回復までに長い時間がかかることがあります。痛みを我慢せず早めの受診をおすすめします。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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