症状ブログ

2015.02.28更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

今回は股関節の痛み・疾患シリーズの第二弾としてグローインペイン症候群について。
○グローインペイン症候群とは
何らかの原因により体幹や股関節の周辺の筋肉の筋力低下、筋緊張のバランスが崩れると起こると言われ、最近では「スポーツ版脱腸」とも考えられています。日本語名で『鼡径部痛症候群』と言い、1つの傷病名ではなく、・恥骨結合炎・内転筋腱障害・腸腰筋機能障害・スポーツヘルニア・鼡径管後壁欠損・外腹斜筋腱膜の損傷などの障害の総称です。

○症状はどんな?
主な症状は足の付け根の痛み。ただし、原因になった病気によって違いが出ることも。特徴はサッカー選手に多く、1度症状が出ると治りにくいことです。
体幹から股関節周辺の柔軟性(可動性)の低下、それによる拘縮や骨盤を支える筋力低下(安定性)による不安定、体幹と下肢の動きの連動性(協調性)が悪く、これらが機能低下を起こすことで、痛みとの悪循環ができ、慢性化します。
また、片足で立ち、下肢を内転し巻き込むようにキックを多くするサッカーなどの動作は、それ自体が発症の原因になります。
痛みは、ボールなどをける時痛む、痛くてけれない、歩くと痛む、下肢を内転(閉じる動作)で痛い、腹筋すると痛いなどがみられます。

○治療法は?
保存的に治療をまずはします。安静だけではなく、内転筋群。ハムストリング、大腿四頭筋、腸腰筋、腹直筋などにストレッチやマッサージ、超音波による物療で筋緊張の緩和、体幹トレーニングなどを行います。慢性痛になってしまった場合2~3か月で復帰する方もいれば、1年近くかかる方もいます。
無理にプレーをし長期離脱をするまえに対処しておくのが良いですね。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2015.02.25更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院接骨院の神田です。

今回は股関節の痛み・疾患シリーズの第一弾として変形性股関節症について。
先日序章のようにお伝えした股関節の痛み・疾患でふれた成人の股関節の3大疾患、変形性股関節症・突発性大腿骨頭壊死・リウマチ性股関節症そして+αとしてケガで多い大腿骨頚部骨折。それら疾患の中でも最も多いものが変形性股関節症です。

○変形性股関節症とは?
足の付け根が痛い、違和感がでる、股関節の動きが悪くなったなど中高年の女性が抱える股関節の悩みの90%がこの変形性股関節症です。多くは股関節の受け皿になる臼蓋という場所が小さいなど臼蓋形成不全が原因で発症します。形成が不完全なため、大腿骨側の軟骨に負担がかかり、すり減って股関節が変形し、炎症が起きてしまうものです。形成不全に気付かず、年齢を重ね、中高年になって痛みが出ることが多いのです。
加齢に伴ったり、体重が重いほど関節に負担がかかり軟骨が減りやすいとも言われています。

○変形性股関節症の原因は?
変形性股関節症の原因は外国人に多いと言われる原因不明の1次性股関節症と日本人に多いと言われる2次性股関節症とに分かれます。2次性股関節症は原因があり、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)や臼蓋形成不全など股関節の形が悪いものが大半を占め、他に外傷(ケガ)やリウマチなど病気がきっかけになることがあります。

○変形性股関節症の症状は?
症状としては痛みと関節可動域の減少、歩行姿勢が変わる跛行がみられます。痛みは股関節部にみられ、前方に曲げたり内側に回すと感じ、太ももの前や横に感じることも。初期は動き始めに感じ、長く繰り返されると頻繁に起こるようになります。安静にしていても痛むのは変形が始まっているかもしれません。痛みが強くなると跛行もはっきりと確認することができます。関節の変形はだいたい2年くらいのスピードで進行していくとも言われています。
変形性股関節症の方の中には膝に痛みが出ることがある方もいますが、股関節に分布している神経が同時に膝にも分布しており痛みを感じることもあるので、膝が悪いとも限りません。

○変形性股関節症の治療法は?
年齢や症状の状態によりますが、保存療法と観血療法(手術)があります。観血療法(手術)は人工関節置換術、股関節の形を変える手術(骨切り術)、間接固定術があり、人工関節置換術を行うことが多いのではないでしょうか。
保存療法は筋力をつけたり、関節可動域を出すためのストレッチなどを行います。体重がある方は体重を減らすことをすすめられます。股関節には、片足で立つときには体重の3倍の力が加わるので、減らすことで負担が変わります。
不安がある方は早めの受診をおすすめします。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2015.02.23更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

股関節やその周辺の痛みや疾患にはどのようなものがあるかご存知でしょうか?
股関節そのもの自体に問題があるものと、他の場所に原因があり、影響を受けているものの2つに分けられます。

股関節そのものの疾患とは、先天性股関節脱臼のように生まれてきた時から脱臼(稀な例です)や赤ちゃんの時に脱臼したもの、臼蓋形成不全のようにしっかり成長してこなかったものなどの障害、加齢や骨折などによる痛み、単純性股関節炎のようにウイルスと言われているが原因がはっきりしないものなどがあります。
その他の場所に原因があるものは、腰部の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで腰の痛みが弱く、股関節だけが気になるような症状が出ているものや、かばって負担をかけてしまっているものなどがあります。妊婦さんにも股関節の痛みは多いですが、これはどちらとも言えるかもしれません。また、股関節の前側(鼠径部)の痛みは、鼠径リンパ節の関係も考えられます。

成人の股関節の3大疾患!
○変形性股関節症
○突発性大腿骨頭壊死
○リウマチ性関節炎

と言われています。
そしてケガで多いのが大腿骨頚部骨折です。これは60歳以上の女性、特に高齢者に多く、ちょっと転んで股関節に痛みが...という場合に疑う必要があります。

股関節は体の中で最大の関節で、体重を支えたり、立ったり歩いたりするのに大切な関節です。股関節に痛みが出ると日常生活に支障をきたし、ひどいと立っているだけでも痛む、動きが悪くなるなど影響が大きいのです。
違和感を感じる場合は我慢をせず一度受診をすることをおすすめします。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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