症状ブログ

2016.04.18更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

腰痛の原因の中には腰椎の一部が切れてしまう「腰椎分離症」と腰椎が滑ってズレてしまう「腰椎のすべり症」というものがあります。これらはいったいどんなものなんでしょう?

○腰椎分離症とは?
 腰椎の分離は、腰椎の関節を構成している付近の骨が切れてしまった状態をさします。子供の頃にハードなスポーツなどで、腰部に大きな負荷をかけることにより起きる疲労骨折が原因ではないかと言われています。この分離は、仙骨と腰部のつなぎ目である第5腰椎に多く見られます。

○腰椎分離症の症状は?
 主に腰を後ろへ反らせると腰の痛みを感じます。また、長時間立っているような場合でも腰がつらくなります。しかし、腰椎が分離していても、必ず腰が痛くなるという訳ではないので、無症状のままで、運動も問題なく行えるという方もいます。
 腰痛で腰部のレントゲンを撮り発見され診断が出されます。分離が原因という腰痛では多くの場合、痛みは徐々に回復していきます。子供は、コルセットと安静により分離した部分がつくケースもあるため、早期に発見されることが理想です。

○腰痛分離すべり症とは?
 腰椎は、前に傾いた仙骨の上に乗っているため、腰椎は前方へ滑らないように、関節でしっかり支えられています。しかし、腰椎の分離によって不安定になり、腰椎がすべってズレが生じてしまうことがあります。

○腰椎分離すべり症の症状は?
 すべっても無症状の場合もありますが、腰部の神経を刺激してしまうと、お尻やフトモモの裏側に痛みが出ることがあります。刺激や圧迫の部位により、歩行で足がしびれ、長い距離を歩くことが出来なくなることもあります。
 また、高齢の女性に多いもので、分離症が無くても腰椎が滑ってしまう「腰椎変性すべり症」というものがあります。症状は分離すべり症と同様で、原因ははっきりしません。

腰椎分離症・腰椎分離すべり症は、別の腰の関節や椎間板に負担をかけている可能性が大きいので、分離やすべりの部分以外で、腰痛を起こすことは、腰痛の複雑化につながります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.04.16更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

突き指は、誰でも一度くらいは経験があると思います。しかし適切な対処法を取らなければ、指に機能障害が残る事があるのを知っていますか?

○突き指を甘く見ない!
 突き指の発生機序で多いのが球技ですが、球技でなくても日常生活の中でちょっとしたものとの接触でも起こります。突き指での損傷の起き方は毎回異なります。以前は放置しても治ったからといって経験則で判断するのは危険です。最悪の場合、指が元通りに動かずに機能障害が残る事もあるのです。

○突き指の正しい対処法
・引っ張ってはいけない
 突き指をして引っ張ったことありませんか?この対処法をする人は結構多いのですが、これは絶対にやってはいけません。切れかかっていた腱や靭帯をさらに損傷し、悪化させてしまうことがあります。治療として徒手整復法で引っ張ることがありますが、決してマネをしないでください。
・むやみに動かさない
 状態が把握できていない状況で動かしてはいけません。外傷の初期処置では安静を保つのが原則です。添え木とテーピングが理想ですが、無い場合は親指以外なら隣の指を添え木として利用し、テープで固定しましょう。
・しっかりとした初期処置を
 突き指でも早期回復のためには初期処置が大切です。外傷の応急処置の基本はRICE(できればPRICES)です。RICEとは、R:Rest(安静)、I:Ice(冷却)、C:Compression(圧迫)、E:Elevation(挙上)ことです。突き指でも少なくとも安静と冷却は必要です。
覚えておきたい、スポーツ外傷が起きた際の応急処置『PRICES』

○突き指の放置で起きる関節の変形
 突き指は腫れが引けば、指もスムーズに動くようになるはずと考えがちです。しかし、腫れが引いても動きが悪い場合があります。骨折があったり、靭帯を損傷しているということもあります。時間が経ってしまうと関節が変形して指の動きが悪くなったまま、元には戻せなくなる事があります。

ひどくぶつけてしまった場合や、腫れがひどい場合、指が動かないと感じた場合は、早めに受診しましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

2016.04.09更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

疲労骨折はスポーツ選手に発生するめずらしい骨折のタイプです。スポーツの種類によっていろいろな部位に発生します。初期のレントゲン検査では診断が難しい場合がありますが、早期診断で早期復帰が可能な疾患です。

○疲労骨折って?
 骨折の原因による分類の一つです。骨折の分類は次のように分かれます。
・外傷性骨折
 正常な骨に外力が加わり骨折が生じるもの。
・病的骨折
 局所的な骨の強度低下のため軽度の外力で生じる骨折。骨腫瘍などが原因になる疾患です。
・疲労骨折
 正常な骨に通常は骨折を起こさない程度の負荷が繰り返し加わった場合に生じる骨折。スポーツの負荷が繰り返し同一の骨にかかる競技に多く見られます。
・脆弱性骨折
 もともと強度が低下している骨に、日常生活程度の負荷で発生する骨折。強度低下の原因として骨粗しょう症、骨軟化症、長期透析、糖尿病、慢性関節リウマチなどがあり、脊椎椎体、骨盤、大腿骨頚部によくみられます。
通常、骨折の大半は外傷性か脆弱性骨折で、疲労骨折の頻度は高くなく、スポーツをしている方にみられる珍しい骨折です。

○疲労骨折の原因と発生部位
 ほとんどスポーツが原因で、あらゆるスポーツで起こる可能性があります。骨折の発生部位は特定の競技によって異なる部位で発生します。
・脛骨...短距離走、バスケットボール、バレーボール
・中足骨...長距離走、サッカー
・有鉤骨(手根骨の一つ)...野球
・中手骨...テニス
・肋骨...ゴルフ、野球
・上腕骨...野球(ピッチャー)
・腰椎...サッカー


○疲労骨折の症状は?
 骨折部位の腫脹、疼痛がみられます。また隆起などがみられることもあります。
 運動の始まりに痛みが強くでて、途中は痛みが軽くなり、運動終了時から終了後にかけて痛みが強くなります。運動を休んでいる間は痛みはほとんど出現しないという特徴があります。

疲労骨折の場合すぐにそのスポーツの練習を中止することが大事になります。運動中異常を感じたら早い受診をして下さい。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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