症状ブログ

2015.10.08更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

手首が普段から痛いわけでもないのにコップを持つと痛んだり、ペットボトルのふたを開けようとすると痛むなど、日常のちょっとしたことで手首の痛みが気になったことありませんか?今回は手首の痛みの中から『マウス腱鞘炎』についてまとめました。

○マウス腱鞘炎って?
 マウス腱鞘炎はマウス症候群やパソコン症候群とも呼ばれます。その名の通りパソコンのマウス操作によって起きやすいタイプの腱鞘炎です。近年の一般家庭に対する急速なパソコンの普及によって年々増加傾向にあります。最近ではドケルバン腱鞘炎とともに代表的な腱鞘炎の一種となりました。

○原因は?
 マウス腱鞘炎は、文字通り、マウス操作が原因で起こります。パソコンに向かう姿勢が悪い、机・椅子の高さが合っていない、マウスの滑りが悪く、手に力が入っている、マウスの大きさが合っていない、長時間のパソコン作業で手を酷使しているなど、普段パソコンを使う時の癖が、腕や肩に負担をかけていたり、マウス操作が原因で、指や手首に負担をかけていることが原因で起こる現代病なのです。これにはマウスの構造やマウス操作の負担が背景にあります。マウスを握って操作するときには手首を支点にして指先を動かすことになります。この時点でも手首には負担がかかっていますが、マウス操作をする時というのは長時間の作業になることが多く、それが腱鞘炎を起こしやすい要因となってしまいます。

○症状は?
 マウス腱鞘炎で最も多い症状は、手から肩にかけての痛みです。初期のうちは、使いすぎることで起こっていた違和感や鈍い痛みも、次第にほんの少しのマウス操作でズキズキと痛むようになり、何もしていなくても肩から先にだるさや重さ・痛みを感じるようになります。また、マウス腱鞘炎の症状は、小指側の手首に痛みやしびれ、腫れや熱感などがあります。ドケルバン腱鞘炎が親指側なのに対し、マウス腱鞘炎は小指側にも発症するのが特徴です。
・手首や腕が痛む
・親指の付け根が痛む
・手首から肘にかけてつりそうになる
・手や腕がしびれる
・腫れて熱をもつ
・肩から指先にかけて、だるくて重い
・手に力が入らない
・腫れて熱をもつ
 そして更に、マウス操作によって手にかかっている負担は、全身の痛みや不調を引き起こす原因にもなります。
・肩こり
・頭痛
・めまい、吐き気
・目の疲れ(眼精疲労・ドライアイ)
・背中、腰の痛み
・血行障害
・自律神経の乱れ
・便秘

○治療法は?
 治療としてはドケルバン腱鞘炎と同様です。まずは手首を使わないよう安静にする保存療法が基本になります。固定具により固定や局所へのステロイド注射、炎症を抑える投薬などを行うこともあります。痛みや腫れなどの症状が改善されない場合や重症化した場合は、腱鞘を切開する手術をすることもあります。

最近ではマウスの形状も進化して、出来るだけ手首に負担のかからないように設計されたデザインのものや、手首が当たる部分を柔らかくしてあるマウスパッドなどが市販されているので、手首の痛みで悩んでいる方にはいいかもしれません。
ドケルバン病についてはこちら!
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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