こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
手首が普段から痛いわけでもないのにコップを持つと痛んだり、ペットボトルのふたを開けようとすると痛むなど、日常のちょっとしたことで手首の痛みが気になったことありませんか?今回は手首の痛みの中から『ドケルバン病』についてまとめました。
○ドケルバン病とは
ドケルバン病とは別名「狭窄性腱鞘炎」といいます。母指(親指)を広げると手首の親指側に2本の腱が浮かび上がります。それぞれを短母指伸筋腱と長母指外転筋腱といい、手首の背側にある腱鞘というトンネルを通るところで起こる腱鞘炎です。
○原因は?
ほとんどの原因が手を繰り返し使うことで起こります。また、手根管症候群と同様に妊娠出産期の女性や多く生じます。スポーツや手をよく使う仕事の人にも多いのが特徴です。それ以外には、関節リウマチ、結核、細菌感染が原因の化膿性腱鞘炎があります。
○症状は?
炎症症状として、発赤、熱感、疼痛、腫脹が手首の親指側にある長母指外転筋、短母指伸筋にみられます。腱に炎症が起こった状態で腱鞘の部分を通る時、腱の動きがスムーズでなくなり痛みを感じます。親指を動かすとこの部分に強い痛みが走ります。
ドケルバン病は、母指の使いすぎによる負荷のため、腱鞘が肥厚したり、腱の表面が傷んだりして、さらにそれが刺激し、悪循環が生じると考えられています。特に腱鞘内には、上記の2種類の腱を分けて通過させる隔壁が存在し、これがあるために狭窄が生じやすいのです。
○判断する方法は?
手首の親指側の部分に腫脹や圧痛があり、母指と一緒に手首を小指側に曲げると痛みがいっそう強くなることで診断します(フィンケルシュタインテスト変法)。正しくは母指を小指側に牽引したときに痛みが強くなることで診断します(フィンケルシュタインテスト)。自分で確認する方法では手のひら側に手首を最大屈曲(90度)に曲げ、親指を広げ後ろに伸ばしたときに疼痛が増加するか判断できます。(岩原・野末のサイン)
○どんな治療法があるの?
まずは患部の安静です。程度によってはサポーターや固定具による固定を必要とします。整形外科では腱鞘内ステロイド注射などのすることがあります。保存療法で改善しない時や、再発を繰り返す時は腱鞘の鞘を切る手術をします。
悪化すると腱がきしむようになり、何もしていなくても痛みが出るようになります。できるだけ早く対処をしましょう。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。
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