症状ブログ

2015.09.24更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

肩や首の張り感と共に、腕や手にしびれを感じることはありませんか?姿勢の変化に伴い、肘や手首に負担をかけてしまい、しびれの原因になっているかもしません。頚椎疾患以外でも腕や手にしびれや痛みが出ることもあります。肩こりの自覚症状があってもなくても感じるケースもあるんです。今回はその中でも『手根管症候群』についてまとめてみました。

○手根管症候群とは?
 手首の手のひら側に手根管というトンネルがあり、そこが問題となります。この手根管というトンネル内で正中神経と言う神経が圧迫され起こります。

○原因は?
 突発性のものが多く、原因不明とされています。特徴として、妊娠・出産期や更年期の女性に多くみられる傾向があります。その他骨折などのケガに伴って出たり、仕事やスポーツなどで反復動作や使い過ぎ、糖尿病などの病気による人工透析をしている方などに生じます。また、腫瘍や腫瘤などの出来物が圧迫することで起こるものや、ホルモンバランスの関連によるものがあります。

○症状は?
 正中神経が圧迫されてもすべての指に症状が出るわけではなく、。特徴的な範囲に影響が出ます。初期には示指・中指にしびれや痛みが出ます。最終的には母指から環指の親指側の3本半の正中神経支配領域の指にしびれを感じます。
・母指から環指の親指側にしびれ
・指に触れた感覚がおかしい(感覚が鈍いなど)
・しびれが夜中から明け方に強く出て、目を覚ますとしびれている
・母指の付け根の筋肉(母指球)に萎縮がみられる
・母指球の萎縮により、母指と示指でわっか(OKサイン)が出来ない、もしくは出来るが力が入らない
・細かいものがつまめなくなる
・手を振ったり、指を曲げ伸ばしすると、しびれや痛みが楽になる
・手のこわばり感


○診断方法
・手首を叩くとしびれや痛みが指先に強く響きます。これをチネルサインと言います。
・手首を直角に曲げ、手の甲同士を合わせて1分間保持します。この誘発テストでしびれや痛みが悪化するかを調べます。これをファレンテストと言います。
・母指球の筋萎縮、筋力低下の確認

上記の方法で反応が出た場合は、医療機関に受診してみて下さい。まずは保存療法で対応できるかとおもいます。悪化してしまうと手術を適応する場合も出てきます。現在は内視鏡による方法が主流だそうです。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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