症状ブログ

2015.02.25更新

こんにちは!さいたま市日進駅目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院接骨院の神田です。

今回は股関節の痛み・疾患シリーズの第一弾として変形性股関節症について。
先日序章のようにお伝えした股関節の痛み・疾患でふれた成人の股関節の3大疾患、変形性股関節症・突発性大腿骨頭壊死・リウマチ性股関節症そして+αとしてケガで多い大腿骨頚部骨折。それら疾患の中でも最も多いものが変形性股関節症です。

○変形性股関節症とは?
足の付け根が痛い、違和感がでる、股関節の動きが悪くなったなど中高年の女性が抱える股関節の悩みの90%がこの変形性股関節症です。多くは股関節の受け皿になる臼蓋という場所が小さいなど臼蓋形成不全が原因で発症します。形成が不完全なため、大腿骨側の軟骨に負担がかかり、すり減って股関節が変形し、炎症が起きてしまうものです。形成不全に気付かず、年齢を重ね、中高年になって痛みが出ることが多いのです。
加齢に伴ったり、体重が重いほど関節に負担がかかり軟骨が減りやすいとも言われています。

○変形性股関節症の原因は?
変形性股関節症の原因は外国人に多いと言われる原因不明の1次性股関節症と日本人に多いと言われる2次性股関節症とに分かれます。2次性股関節症は原因があり、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)や臼蓋形成不全など股関節の形が悪いものが大半を占め、他に外傷(ケガ)やリウマチなど病気がきっかけになることがあります。

○変形性股関節症の症状は?
症状としては痛みと関節可動域の減少、歩行姿勢が変わる跛行がみられます。痛みは股関節部にみられ、前方に曲げたり内側に回すと感じ、太ももの前や横に感じることも。初期は動き始めに感じ、長く繰り返されると頻繁に起こるようになります。安静にしていても痛むのは変形が始まっているかもしれません。痛みが強くなると跛行もはっきりと確認することができます。関節の変形はだいたい2年くらいのスピードで進行していくとも言われています。
変形性股関節症の方の中には膝に痛みが出ることがある方もいますが、股関節に分布している神経が同時に膝にも分布しており痛みを感じることもあるので、膝が悪いとも限りません。

○変形性股関節症の治療法は?
年齢や症状の状態によりますが、保存療法と観血療法(手術)があります。観血療法(手術)は人工関節置換術、股関節の形を変える手術(骨切り術)、間接固定術があり、人工関節置換術を行うことが多いのではないでしょうか。
保存療法は筋力をつけたり、関節可動域を出すためのストレッチなどを行います。体重がある方は体重を減らすことをすすめられます。股関節には、片足で立つときには体重の3倍の力が加わるので、減らすことで負担が変わります。
不安がある方は早めの受診をおすすめします。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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