症状ブログ

2016.03.12更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

圧迫骨折とは外力が縦方向に働いた時に生じる骨折です。しりもちをついたり、転倒した時に発生し、高齢者に多い骨折です。

○圧迫骨折とは
 外力の作用方向による骨折の分類で、比較的頻度の高い骨折の一種です。圧迫骨折では縦方向に圧迫力が働きます。

○圧迫骨折の年齢、性差、部位
 圧迫骨折は中高年に多い骨折です。特に閉経後の女性、骨粗しょう症に伴う場合が大部分を占めます。転落事故などのように大きな外力がかかった場合は、若年者でも発生することがあります。脊椎は骨折頻度が高い部位になります。

○圧迫骨折の症状
 骨折した部位に腫脹と疼痛がみられます。通常初期から激痛になることが多いです。骨折による脊髄の圧迫により筋力低下、知覚麻痺、直腸膀胱症状(便、尿の失禁など)などが発生することがあります。

○圧迫骨折の診断方法
 画像診断として単純X線(レントゲン)、CT、MRIをもちいます。

○圧迫骨折の治療法
 現時点で圧迫骨折の治療として安静療法、手術療法の2つの治療法があります。
・安静治療
 軟性コルセット、硬性コルセットなどで脊椎の安定性を確保して、時間をかけて骨折した部位の安定化を計ります。
・手術治療
 圧迫骨折した骨の内部に骨セメントと呼ばれるアクリル樹脂を注入する治療です。

○予後は?
 神経症状が無い場合、安静治療で治癒する可能性が高い病気ですが、神経症状がある場合は早期に治療しないと症状が後遺症として残る可能性があります。

圧迫骨折は高齢者に多い骨折の1つで、頻度も高いものです。早期に医療機関を受診してください。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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