症状ブログ

2016.02.13更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

ランニングブームや自転車ブームにより、ランニングや自転車に乗る方は近年増加傾向にあります。初心者から熟練者まで多くの方が一度は悩まされる障害に腸脛靭帯炎(ランナー膝・ランナーズニー)と言われるものがあります。

○腸脛靭帯炎の症状
 主な発生原因は不適切な動作と密接に関係していると考えられています。腸脛靭帯はその名前の通り腰骨のでっぱりである腸骨から、脛骨の外側上端付近に付着しています。太ももの外側をさすると筋ばったものが触れられるとおもいますが、これが腸脛靭帯です。膝のお皿の外側などではかなりはっきりと触ることができます。この腸脛靭帯は太ももの骨の膝関節を構成する大腿骨外側顆という骨のでっぱりの上を通過して脛骨に向かうのですが、腸脛靭帯炎の方の場合には腸脛靭帯がバンドのように固く緊張しているため、この骨のでっぱりとこすれ合ってしまいます。そのため、腸脛靭帯炎で痛みが発生する部位は膝そのものというより膝のお皿の外側やや上付近になります。

○腸脛靭帯炎のセルフチェック
 膝を90°に曲げ、膝の外側を走る腸脛靭帯を押さえ、そのまま膝を伸ばしていきます。この際痛みが発生すれば腸脛靭帯炎の可能性が考えられます。しかし、この付近に痛みを発生させるものに膝関節外側側副靭帯損傷や外側半月板損傷などもありますので、医療機関を受診することをおすすめします。

○腸脛靭帯炎原因
 腸脛靭帯は膝の外側を走行しており、体が外側に揺れるような動きが加わると緊張し、大腿骨のでっぱりと強くこすれ合うことになります。このことから、ランニング時のシューズの偏ったすり減りや、ランニングコースの路面の傾きや凹凸が原因の一つとなることが考えられます。また、自転車では足の向きと膝の向きに無理が生じるような曲げ伸ばしを繰り返し行うと起こります。
 その他に筋肉のオーバーユースや柔軟性の低下などの身体的な因子も原因として考えられます。腸脛靭帯は主に、大腿の上前方にある大腿筋膜張筋という筋肉と、大殿筋というおしりに存在する筋肉の収縮により緊張が増します。この二つの筋肉は体の左右の動揺を防いだり、体を前方に推進させるために使われるので、不適切な用具の使用や不整地での運動により過剰な働きをしたり、不適切なフォームにより機能が低下してしまいます。また、ストレッチやマッサージなどのケアを怠ると筋内の循環が低下したまま放置され、筋柔軟性の低下を招きます。こうした柔軟性の低下が腸脛靭帯の緊張を高め、腸脛靭帯炎を引き起こす一因となるのです。

普段からしっかりセルフケアをし、痛みを感じたら早めに医療機関を受診することをおすすめします。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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