院長の気ままブログ

2015.07.01更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

熱中症、熱射病、日射病。どれも似たような言葉ですが、違いが分かりますか?意外と熱中症はわかりにくいという声もあるそうなんです。

○熱中症、熱射病、日射病の違いとは?
・熱中症は「暑熱環境における身体適応の障害によって発生する状態の総称」と定義されます。簡単にいうと、気温・湿度の高い環境によって引き起こされる体調不良ということです。
・熱中症の最重症型が熱射病です。
・太陽光が熱源になっているもの、またそれが原因で脱水などを引き起こし、血液循環量が減少して起こる立ちくらみを日射病(熱失神)と言います。

○熱中症が新しい分類になった
 熱中症には、熱失神・日射病・熱けいれん・熱疲労・熱射病といった病態があります。しかし、定義自体があいまいで混乱があることや、重症度を把握しにくいという問題点があったそうです。また、熱中症は予防・早期発見・早期診断が重要で、専門家以外でも理解しやすい分類が必要とされていたそうです。そこでⅠ~Ⅲ度の3段階に分類する熱中症の新分類で熱中症診療ガイドラインが作成されました。
 熱中症の新分類では、意識障害の有無などとともに、「現場で対応可能」「受診が必要」「入院が必要」の3段階に単純化されました。

○熱中症が起きやすい気象条件
 最も寄与する要素は気温です。日本では湿気が多く、湿度も熱中症の増加に大きく寄与します。ピークは梅雨明け7月中旬~8月上旬、発症時期は12時~15時前後の日中が最も多いとされています。また、夏場に限らず1年を通して起こる可能性があり、高齢者で体温中枢のコントロール機能が十分でない人、潜在的に脱水のあるような人は特に注意が必要です。

○熱中症にかかりやすい人は?
 性別では男性に多く、年齢・発生状況別にみると、若者男性ではスポーツで多く、中壮年男性では労働で起こりやすい傾向があるようです。高齢者では、男女とも比較的安静にしている状態での発症が多く、室内での発生頻度が増加しています。労働環境下でない熱中症は、日常生活の中で徐々に進行するため、周囲に気付かれにくく、重症化する傾向にあります。

熱中症は危険な病態という認識を本人だけでなく、指導者・監督者など周りの人と共有しましょう。また、夏場だけという先入観を持たないようにしてください。そしてこまめな水分補給を心がけて下さい。
熱中症の水分対策はこちら
熱中症対策に『水分補給』
熱中症予防で注意が必要な『水中毒』
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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