院長の気ままブログ

2020.07.08更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

運動やスポーツを続けていると必ず悩まされるのがケガや体の痛み。特に部活でスポーツをしている中高生では、痛みの原因が分からなくても痛みに悩まされることもあります。

 

○練習量が増える時期に起こりやすい

 スポーツによるケガは、大きく2つに分けられます。1つは1回の外力により突然ケガをしてしまう『スポーツ外傷』。もう1つは運動による小さな外力や疲労などの積み重ねで起こる『スポーツ障害』に分かれます。スポーツ外傷はその場でほぼわかりますが、スポーツ障害は日々の繰り返しで少しずつ発生し、気づいたらひどくなっているなんてこともあります。

 

○練習量が増える時期はスポーツ障害に注意!

 スポーツ障害は繰り返しによる慢性的なストレスが原因になるため、使い過ぎ症候群(オーバーユースシンドローム)とも言われます。スポーツ障害はすぐに発生するわけではなく、時間の経過とともに痛みや違和感が増していき初めて気づくことが多いです。新入部員が合流し、数か月経った5月から初夏にかけてはスポーツ障害の発生が多くなると言われています。また、夏休みのような練習量が増える期間も注意が必要です。

 

○成長期は骨に痛みが出やすい

 中高生は成長期で、身長が大きく伸びます。身長が伸びるということは骨が縦方向に伸びるということですが、骨についている筋肉や腱は、骨よりも成長が緩やかで、骨の成長に追いつけず、常に引っ張られた状態になっています。そこに運動を繰り返していると筋肉や腱はさらに柔軟性を失い、牽引ストレスで痛みが発生してしまうのです。

 

○成長期に多いスポーツ障害

 中高生のスポーツ障害は、主に下肢に多く見られます。

 ・オスグッドシュラッター病(脛骨粗面の痛み)

  太ももの骨の成長に筋腱が追いつかないため、膝の下の出っ張り部分に痛みが出ます。長期間痛みが出ていると骨の隆起が起こることもあります。女子より男子に多い。

 ・ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

  ジャンプを繰り返す競技、長距離走の選手に多く、膝のお皿付近やお皿の下あたりの靭帯がジャンプの繰り返し、太ももの筋疲労などによって炎症を起こし、痛みや腫れを起こします。ランニングでは体重の2~3倍の力が膝に加わり、その重さを支えられないことによっても起こります。

 ・シンスプリント

  ランニングや練習量が増えるとすねの内側あたりが痛むスポーツ障害です。特徴として押すと痛み、その状態で練習を続けていると疲労骨折になる可能性もあり注意が必要です。筋疲労で柔軟性が低下することにより、骨を覆っている骨膜と言うものが炎症を起こし痛むと考えられています。

 

上記の症状は普段からストレッチや練習後のアイシングなどのケアが大事になります。特に太ももの前側の筋肉のストレッチは有効です。特に今年は新型コロナウイルス禍で体が出来上がっていないところで運動を行う環境になっています。十分注意してください。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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