院長の気ままブログ

2020.06.12更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

最近はサウナブームもあり、温冷交代浴というものが注目される機会が増えました。一体どんなものでしょう?

 

○温冷交代浴とは?

 字のごとくお湯と冷水のお風呂に交互に入る入浴法です。もともとはヨーロッパの温泉療法の1つでした。最近では、スポーツ選手が疲労回復の手段として行っています。2013年にはスポーツによる筋肉疲労に対する温冷交代浴の研究が行われ、疲労回復や筋肉痛の緩和などで温冷交代浴が優れているということが照明されています。

 

○温冷交代浴はなぜ効果が出る?

 温冷交代浴は温かいお湯に浸かった後に冷たい水を体にかけたり、浸けたりするものです。体に冷水が触れると、交感神経が刺激されて筋肉が収縮し、末梢血管の循環やむくみが改善され、体の疲労により発生する炎症物質の減少をもたらすと考えられています。その他に自律神経失調症を防ぎ、冷やした後により深いリラクゼーション効果があると言われています。

 

○自宅でできる温冷交代浴

 アスリートが行う方法は冷浴は15℃以下の冷水を使用するとされ、スポーツジムやスーパー銭湯のように水風呂がある施設で行う以外、一般の方にとっては実践はかなり難しいものです。一般家庭で行える方法としては、

 1.40℃のお湯に3分間肩まで浸かります

 2.湯船から出て、30℃程度のぬるま湯を手足先にシャワーで30秒ほどかけます

 3.1~2を3回繰り返します

 4.最後は湯に浸かった後、お風呂から出ます

 30℃は冷浴といえないと思いますよね?この10℃の刺激でも十分に交感神経への刺激になります。また、交感神経への刺激と考えると、手足の先に冷水をかけるだけでも効果感じられるかもしれません。水風呂に飛び込むのは刺激が強すぎて体に負担がかかり過ぎます。

 

○温冷交代浴の効果

 ・疲労回復や疲労予防

  特に筋肉痛予防には大変効果があります。

 ・肩こりや冷え性、むくみなどの改善

  熱いお風呂と冷たい水、交互に入ることでさらに血行が良くなります。冷えや血行不良からくる肩こりなど身体の不調を改善してくれます。また、老廃物などの排出も早くなります。血行が良くなると体温が上がるので基礎代謝量をアップする効果も期待できます。

 ・自律神経が整う

  温かいお風呂に入ると自律神経の副交感神経が優位になってリラックスします。逆に冷たい水にはいると交感神経が刺激されて身体が興奮状態になります。強制的に自律神経を切り替えることで、どちらの働きも良くすることが出来、バランスがとれるようになります。自律神経を刺激することで身体のリズムが整ってくるので、自然と夜はぐっすり眠れるようになり、朝の目覚めも良くなります。

 ・ストレスへの抵抗力を高める

  コルチゾールやアドレナリンというホルモンが分泌されるため、ストレスへの抵抗力を高めたり、欲を高めたり、やる気を起こさせる。

 

温冷交代浴はあくまでも健康な方の方法です。高齢者・狭心症、心筋梗塞、不整脈など心疾患・高血圧症・脳卒中の既往歴のある方は注意が必要です。なるべく控えるのが好ましいです。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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