こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!
コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。
赤ちゃんの二分脊椎を予防するために妊活中の女性や妊婦さんが摂るべき栄養素として知られている「葉酸」。しかし葉酸が大切なのは妊娠に関わるときだけではありません。葉酸には「細胞を強くする」働きがあるため、心筋梗塞や脳梗塞、骨粗しょう症や認知症などにも大切だと言われています。
○葉酸とは
「葉酸」はビタミンB群の仲間。「葉酸」という文字の通り、植物の葉に多く含まれているビタミンです。体内で葉酸が不足した状態になったり、うまく働かなかったりすると「ホモシステイン」と呼ばれるアミノ酸が増えます。ホモシステインが増えると、体内の細胞を傷つけてしまうため、血管がもろくなり、心不全や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高くなることが分かっています。また、血中ホモシステイン濃度が高いと認知症のリスクも上がることも知られています。
このように葉酸不足には様々な健康リスクがあります。年代を問わず葉酸を摂取する意義は高いのです。さらに驚くべきことに、認知症を発症してしまった後も認知症の進行を遅らせる可能性があることもわかっています。
○葉酸の必要摂取量は?
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では推奨量が1日240μg。ただし妊産婦は480μg、授乳婦は340μgと推奨量が高く設定されています。「平成30年国民健康・栄養調査報告」では20歳以上の成人で平均303μgを摂取しているとされており不足しているという認識はあされていません。この量については、葉酸の欠乏症である悪性貧血を予防するには十分なものの、心筋梗塞や脳梗塞、認知症を予防するには不足しているのではないかと考えられています。
○「葉酸」を多く含む食品
・鶏レバー 260μg(1食20g)
・焼き海苔 36μg(1枚3g)
・ブロッコリー 24μg(1食20g:2房程度)
・ほうれん草 110μg(1皿100g)
・抹茶(粉末) 18μg(1杯1.5g:茶さじ2杯)
・日本茶(せん茶) 24μg(1杯150ml)
・枝豆 260μg(1皿 サヤなしで100g)
葉酸摂取はサプリメントより「食品」で摂ることが望ましいです。葉酸はさまざまな食品に含まれていますので、葉酸を多く摂取しようと意識して食品を選ぶことで、他の大切な栄養バランスもよくなります。
大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。