院長の気ままブログ

2019.06.04更新

こんにちは!さいたま市日進駅南口目の前30秒!

コンディショニングラボ南口駅前接骨院の神田です。

 

もうすぐ梅雨入りです。梅雨に入り湿度が上がり、蒸し暑さが増し、夏になるとより気温が上がってきますよね。そうなると心配になるのが熱中症です。熱中症予防にはこまめな水分補給が大切だと言われますが、水分の摂り方にもコツがあります。

 

○熱中症はどうして起きる?

 熱中症という言葉が一般的に使われるようになったのは10年くらいではないでしょうか?熱中症とは、暑さや運動により上昇した体温により、体温調節機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもることで起こる障害の総称です。通常汗をかいたり、末梢血管を拡張させて熱を下げます。しかし、熱をコントロールできないと体温がより上昇し、さらに汗で体内の水分が大量に失われると脱水症状に陥ります。脱水になると、体内に流れる血液の量が相対的に減るため、血圧が下がります。すると今度はそれを補うために血管収縮が起こり、皮膚循環障害によって発汗しづらくなります。こうした悪循環によって体温調節機能が破綻してしまい、熱が続くことで臓器障害が生じるのが熱中症です。

 

○熱中症になると現れる症状

 1度(初期)

  大量の発汗、めまい、立ちくらみ、筋肉痛や筋肉のけいれんなど

 2度

  頭痛や吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下

 3度(重度)

  意識障害、肝臓や腎臓などの臓器不全

 

○子供も要注意!

 子供は体温調節機能がまだあまり発達していません。また、体の大きさに比べて体の表面積が大きいので温度変化の影響を受けやすく、大人よりリスクが高くなります。特に乳幼児は、暑さを訴えたり、自分で服を脱いだりできないので要注意です。顔が赤く、酷く汗をかいている時は、涼しい所で休ませてください。

 

○高齢者もより対策を!

 高齢者も子供と同じように体温調節機能が低下してしまい、さらに暑さに鈍くなるため熱中症になりやすいです。さらに体内の水分量も少ないため脱水症状を起こしやすいです。

 

○水分補給のコツ

 熱中症対策のコツはこまめに水分を摂ること。1度に大量に摂るのではなく、少量を回数多く飲むのが上手な飲み方です。のどが渇く前に飲むのが効果的で、運動をするときは、する前・最中・運動後にはしっかり取りましょう。また、寝る前起きた時も水分が不足しがちなので摂りましょう。

 飲み物は基本的には水でかまいません。汗を大量にかく時は塩分や糖分などミネラルも一緒に摂りましょう。大量に汗をかき、塩分を失った時に水分だけを多く補給すると体内の塩分濃度が薄くなり、低ナトリウム血症を起こします。低ナトリウム血症になると、軽い疲労感から始まり、頭痛、吐き気、嘔吐などが現れ、ひどいとけいれんや昏睡に至ることも。

 

ジュースは糖分補給には効果的ですが、糖分の摂り過ぎになるので注意が必要です。また、お茶や水で補給する際は、塩分も一緒に補給しましょう。

いつもエアコンが効いた部屋にいて、汗をかかない生活をしていると暑さに弱くなるので、暑さに強い体をつくることも大切ですよ。

大宮・日進の丈夫な体をつくるコンディショニングラボ南口駅前接骨院でした。

投稿者: コンディショニングラボ南口駅前接骨院

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